2013年10月 9日

立て直す

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担当:大重正人

今日は10月9日。あと3か月もしないうちにクリスマスとお正月が来るというのに、真夏のような日が2日連続続きました。一日中ポロシャツで過ごしてちょうどいいぐらいの厳しい暑さ。柏にほど近い我孫子では最高気温が28.2度、新潟では観測史上最高の35.1度。やっぱり温暖化が進んでいることを如実に示している数字です。ただ練習が終わる11時頃には、日本海を進んでいた台風24号の影響で強い風が吹き始め、ちょうど気持ち良い暖かさにもなりました。

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ナビスコカップの準決勝第2戦に向けて、今日はみっちりとゲーム形式のトレーニングを積みました。守備の立て直しが急務です。公式戦の最近7試合で3分4敗と勝利なし、そして失点は18、2試合平均で2.5点を超えています。広州という破格の攻撃力をもったクラブとの対戦を度外視しても、一時期の好調だった堅い守備が見られません。立ち上がり、セットプレー、カウンター。ここぞの場面で踏ん張り、ピンチを耐え抜く粘りを取り戻すためにも、チームは必死です。レイソルにとっての最後の勝利は、奇しくもナビスコ準決勝第1戦のマリノス戦、4-0という今季最高のゲーム。勝利、もしくは決勝進出と、再起へのきっかけの一戦にしなければなりません。

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放送権を持っているフジテレビのクルーが取材に来られました。準決勝進出の4チームへの取材で、レイソルを代表して栗澤選手がインタビューを受けました。相手のキーマンや自分たちの置かれた状況を考え、言葉にします。4点のリード。「自分たちがアウェイの広州戦と同じような気持ちで相手も闘ってくる」。圧倒的優位ではありますが、気を緩めることはありません。

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ただJ1優勝した年のマリノス戦では「前半で2-0というスコアで、自分たちがそこから負けることを考える必要はない。自分たちが有利なんだ」というメンタリティーも監督から植え付けられました。自分たち本来の力を100%出し切れば、おのずと結果は得られるはずです。選手たちはもちろん、周りで支える私たちもブレない強い気持ちを持って臨まなければいけません。試合前夜、金曜深夜のフジテレビ「すぽると」で放送される予定です。

明日は非公開練習です。明後日金曜日の9時からのトレーニングが見学可能となっておりますのでご注意ください。