どんなときも
担当:河原 正明
14年ぶりの決勝へ。Jリーグヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦は、敵地・ニッパツ三ツ沢球技場で0-2の敗戦。1勝1敗の苦しい試合結果でしたが、2戦のスコア合計4-2で辛うじて勝ち上がることができました。
試合開始前の気温が31.4度と今日も季節外れの陽気となった関東地方。試合前、サポーターから贈られた言葉は「柏レイソルはどんな時でも強くなければならない」。
公式戦7試合連続で勝利から遠ざかっていることはサポーターももちろん承知の上。メッセージには「チームを勝たせたい」という強い気持ちが込められていました。そして選手入場時には黄色と黒でアウェイ側スタンドを染めて選手を迎え入れてくれました。皆様のご協力に感謝申し上げます。
試合の結果は望んでいるものではありませんでした。我々が10日前にACLで経験したのと同じく、前半から90分間で4得点を狙いに来た相手の圧力に押されて思うようなプレーができませんでした。しかし、局面局面で激しくぶつかり合い、時にはカードも辞さない必死のプレーで何とか勝機を見出そうとします。
前半10分、そして38分に主審が出した2枚のイエローカードは、決勝戦に橋本選手と大谷選手が出場できないことを宣告するものでした。いずれもピンチを救うべくトライしたプレーでのカード。その瞬間、彼らの頭の中はどうだったかはわかりませんが、すぐに目の前の試合に向けて集中力を取り戻して最後まで戦い続けました。特にチームを引っ張る大谷キャプテンの気迫溢れるプレー、気持ちに応えない選手はいないでしょう。
11月2日(土)開催の決勝戦の相手は浦和レッズと決まりました。リーグ戦では同じ国立競技場で2-6と今季最多失点での敗戦を喫しています。さらに、決勝戦の6日前、10月27日(日)にはリーグ戦で対戦と1週間で2度対戦することになります。日程のあやですが、2週間後から戦いの火蓋は切られることになりそうです。
そして、チケット争奪戦の火蓋も明日切られます。ファンクラブ・アソシエイツ会員向けのはナビスコカップ決勝戦チケット販売は明日10時からとなっています。なお、一般販売は20日(日)から、その他先行販売チケットもあります。改修工事のため、今回を最後に国立競技場でのナビスコカップ決勝戦はしばらく開催されません。その目に焼き付けるべく、ぜひスタジアムを黄色くして応援してください!