2013年10月29日

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担当:大重正人

今日は早朝8時30分からの先日のレッズ戦のメンバーを中心にフィジカルやボールトレーニング、そして10時からU-18との45分試合形式のトレーニングが行われました。6月のサンフレッチェ2連戦のときにもU-18チームとの実戦で、攻撃面も守備面でも本番への最高の予行演習ができましたから。

試合には、待望のキングレアンドロが復帰しました。奪ったボールをそのままカウンターへつなげる高速ドリブルを時折見せ、そこから狩野選手へのアシストパスもあり、試合は1-0で勝利。「今日はレアンドロの状態を見る意味合いもあった」という監督の思惑に、まずはひとつ成果を残しました。手術してから初めての実戦45分間をこなし、2日のファイナルまであと4日間でどれだけコンディションを戻せるか。レイソルの命運は、やはり背番号10のエースに懸かっています。

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そしてもうひとり、増嶋選手も試合に出場し、45分間しっかりプレーしました。9月28日の新潟戦で全治6?8週間というヒザの大怪我。ちょうど1ヶ月での復帰は驚異的です。ナビスコ準決勝第2戦、三ツ沢の記者席で一緒に観戦しましたが、橋本選手が出場停止で決勝へ出られないことを告げると「決勝戦に絶対間に合わせます!!」と熱のこもった言葉を返してくれました。まだヒザはテーピングで保護されているものの、今日はマスらしいコーチングが飛んで、チーム全体の守備意識が緩まないように引き締めます。大谷選手と橋本選手が出場停止の決勝戦、攻守の主力がチームに戻れば、本当に心強いです!

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今日はネルシーニョ監督や選手たちへの事前取材があったこともあり、大変多くの記者のみなさんが選手たちを囲みました。レッズ戦では反省も手応えもありました。「いい時間帯もあったし、最初から90分間集中してやること。やっぱりそれぞれが1対1で負けないことが一番(近藤選手)」。「レッズはサイドバックまで前がかりに来る。そのSBが戻りきる前にスペースを突きたい。カップ戦に強いレイソルという勝負強さを見せたい(工藤選手)」。

ネルシーニョ監督へは、20人近く集まった合同取材、ナビスコカップというタイトル、勝利にこだわる理由や源、大谷選手の不在、3バックの熟成、レアンドロ選手の状況、工藤選手の躍進などなど、いろんな質問に答えました。40分近くの長い会見となりましたが、時折ジョークを交えて場内を笑いに包み、最後は拍手で見送られました。

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フジテレビによる取材もありました。「すぽると」の宮澤アナウンサーによるインタビューは、木曜深夜に放送予定です。今日の「すぽると」には大谷選手、そして特別帯番組の「決戦は土曜日」には工藤選手が登場します。また本日発売のサッカーダイジェストは、ナビスコカップファイナルの大特集です。工藤選手と99優勝カルテットのインタビューなど両チーム合わせて30ページ以上。ぜひお手元にどうぞ?