仲間
担当:河原 正明
明日はアウェイでの名古屋グランパス戦。トップチームは午前中にトレーニングを行い、午後には試合会場のある豊田市へ移動をしました。
今季もいよいよ最終盤になってきました。リーグ優勝、残留争い・・・レイソルが目指すものは「ひとつでも順位を上げてシーズンを終えること」(ネルシーニョ監督)。「この3試合にかけるモチベーションは高いです」と言い切ったのは工藤選手。「ケガ人もいて厳しい状況ですが、チームメイトのためにも力のある名古屋に対して結果を残して今季を終えたい」現在リーグ戦17得点でチームを牽引するエースだけに語気も自然と強まります。
明日の試合会場は豊田スタジアム。2011年12月のFIFAクラブワールドカップ以来、2年ぶりとなります。オークランドシティ、モンテレイ、そしてサントス・・・世界の強豪と戦った試合がいまでも記憶に焼きついています。
練習後に取材を受けた工藤選手も「豊田スタジアムではゴールも決めているし、今季は(5月の)名古屋戦でも2ゴールを決めているからいいイメージを持って試合に臨めます」。オークランド戦のゴールは相手のスキを逃さない鋭い反応で決めましたが、今季の名古屋戦では相手の強力なDF網をドリブルでこじ開ける力強さが加わっています。「新しいゴールパターン。自分自身も成長を感じる」と話していましたが、「自分がゴールすることよりもチームのためにどれだけ働けるかが優先。そのおかげでゴールを積み重ねることができたから」明日も変わらぬ姿勢で試合に挑みます。
さて、トップチームが練習を終えたころ、隣の練習場からにぎやかな声が聞こえてきました。柏レイソルシニアスクールの参加者たちでした。前回10月は雨で屋内での実施になりましたが、今日は動くと汗ばむ陽気に恵まれました。
参加者はいずれも65歳以上のシニアの皆さんたち。孫のような(?)秋谷、志田、山中コーチの指導のもとボールを使った運動を楽しく行っていました。
どの方もとても元気でして「ずっと前から参加したかったけど、やっと65歳になれたから応募したのよ?」「アナタよく言うわよ!」と皆さんカラダもですが口もまぁよく動きます(笑)。おかげで最初から最後まで明るく和気藹々とした雰囲気でした。
「本当に楽しいのよ。毎月やって欲しいくらい!」とリクエストをされましたが、ここで新たな仲間が出来ているようで、お揃いの黄色いTシャツを作ったり、レイソルの試合を観戦したそう。ここ日立台にはそれぞれの世代での楽しみ方、そして我々クラブとの関わり方があります。私たちもますますアクティブなシニアに負けてられないです!
最後に今シーズンホーム最終戦のFC東京戦のチケットは残りわずかとなっています。お早めにお買い求めください。では、明日も応援をよろしくお願いいたします!