希望にならんことを
担当：河原 正明
あっという間に今年も12月になりました。レイソルの2013シーズンもあと4日でおしまいです。でもまだオフに入る前にやらないといけないことがたくさんあります！選手・スタッフはもちろん土曜日の清水戦に向けて注力しています。ファン・サポーターの方も最後の練習期間とあっていつもより多くの方が日々練習場を訪れています。
退団が決まった選手にお別れをと、サインや写真撮影を求める方もいれば、感謝の言葉と共にたくさんのプレゼントもいただいています。今日は陽がさして暖かでしたが、最後の試合前ですのでコンディションによってはファンサービスを短くさせていただく場合もございます。予めご了承ください。
さて、柏レイソルでは昨年から世界中の子どもたちを支援する活動を行っている「公益社団法人セーブ･ザ･チルドレン･ジャパン」とベトナム北部の少数民族の教育事業支援を行っています。昨年は北部の山奥にある分校に通う少数民族の子どもたちのために民族語とベトナム語を使える先生を育成する事業を行いました。
今年はその分校の建て替え事業への支援を決定しました。約10年前に建てられたすき間だらけの木造の校舎は冬は寒く、雨漏りも。先生たちが直した屋根はいまにも崩れそうで、なんとかしたいとの思いがありました。
今回その校舎が完成したので、12月1日からスタッフがベトナムを訪れ現地視察と、昨日今日とで同行したアカデミースタッフを中心に子供たちとサッカースクールを行いました。
ハノイから夜行列車でラオカイ省に移動。本来9時間の道中が遅れて12時間かかったそうです。さらに奥地に車で移動、ようやくたどり着いた山の上に見えてきた新しい学校です。念願のカベも、屋根もしっかりとした台風にも耐えられ、冬も寒くない学校が完成しました。
生徒たちが民族衣装をまとって歓迎の踊りを。精一杯のおもてなしをしていただきました。きっと子どもたちはもちろん、先生方も校舎が新しくなったことをとても喜んでくれたことでしょう。
そしてその前に訪れた本校でのサッカースクールも無事終了。どの子の笑顔もステキですね。こうしたクラブの社会貢献活動も知っていただければと思います。
なお、この模様は柏レイソルアカデミー公式facebook https://www.facebook.com/#!/photo.php?v=511545545619840&set=vb.173969742710757&type=2&theaterで映像を見ることができます。滞在期間は5日までです。スタッフが帰国後にまたレポートでご報告したいと思います。
最後に明日の練習時間は非公開練習となります。ご見学は出来ませんのでご了承ください。
