2014年1月19日

ブラジルからただいま!

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担当:河原 正明

 昨晩の「シーズンスタートミーティング」、大変多くのファンクラブ会員の皆様にご来場いただきましてありがとうございました。昨日の広報日記でも紹介しましたが、昨日夕方にコパ・サンパウロに参加していた木村選手、小林選手と中谷選手が無事に帰国をしました。
 12月末から約3週間を真夏のブラジルで過ごした3人を翌朝待ち受けていたのはなんと「雪」。「朝、クルマを見てビックリしました」とは小林選手。日立台の練習場の日陰にもうっすらと積もっていました。
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 海外から日本に戻ると悩まされるのは時差ボケ。中谷選手は「夜に眠れるようにドバイから成田までは寝ずに帰ってきた」作戦が功を奏して「昨晩はよく眠れました!」。もちろんしっかりとフルメニューでプレーしたので「練習がキツかったので今夜もぐっすり眠れそうです(苦笑)」。もっとも年末年始のオフ返上で大会に参加していたので体調面の準備はバッチリ!といったところでしょう。

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 U-19チームは大会敗退後も港町・サントスのホテルに滞在。海が近い=ビーチがある、ということで、選手たちも自由時間はビーチ探検にも出かけたそう。
 楽しかった?と聞くと「うーん・・・町を歩いていても、バスに乗っても『お前たちはサントスに4-0で負けた!』と言われるんですよね」と指を4本出して答えたのは木村選手。「買い物に入った店の店員にまでも言われて。それだけ試合を見られていたと同時に、本当にサッカーの国なんだなと思いました」。日本国内では通常経験できない強烈な体験。ユースカテゴリーの試合でも高い注目度と容赦ない批評は、日常におけるサッカー文化、熱の違いが生むのでしょうか。またそうした環境で生き残れる選手でないと一流のプロ選手になれないとすれば、それはサッカー王国・ブラジルの強さの理由のひとつなのかもしれません。
 「だからこそサントスに勝ちたかった」(小林選手)。次に彼らが今回対戦した選手とピッチ上で再会するのはいつ、どこででしょうか。いつか世界の舞台で再戦を、その思いは必ずや自己成長を促すことでしょう。彼らの2014年シーズンは2日遅れでスタートしましたが、本当はどうやら3週間早く良いスタートが切れていたようです。今はカタールにいる同期の秋野選手、リハビリ中の中村選手らと切磋琢磨の一年が始まります。

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