2014年7月21日

難敵との連戦

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担当:大重正人 手ごわい相手との連戦が続きます。ベガルタ仙台に続き、サンフレッチェ広島との一戦も、常に拮抗し、守備が崩れず、1点を争う接戦というイメージが強く植え付けられていることでしょう。森保監督に代わった2012年以降、実際に結果を調べてみると。。。 ■2012年 2●5(J1) 2○1(J1)※アウェイ ■2013年 0●1(ゼロックス) 0△0(J1)※アウェイ 2○1(ナビスコ)※アウェイ 0●1(ナビスコ) 1△1(J1) 140721_tetu.jpg 2012年の5月、日立台で思わぬ5失点。ネルシーニョ監督がその状況を放置しておくわけありませんでした。元来の4バックシステムからサンフレ戦に合わせて同じ3バックに変えたり、その特殊な広島のサッカーに何とか対抗しようと策を練り、選手たちもその要求にこたえてきました。刀を抜いてジリジリにじみ寄るような、息苦しいゲームが本当に印象的です。最初の試合以降、常に最少得点差の接戦ばかりです。 「自分たちもボール回しに自信もあるけど、Jリーグのなかで広島は自分たちよりも、それを長くやってきているし、安定している」(橋本選手) 「相手の方がボールを持つ時間が増えるかもしれない。奪った後のショートカウンター、カウンターを大事にしたい」(茨田選手) 140721_bara.jpg 「ともに引いて守る形だけに、攻撃への出方はスピーディーにいかないといけない。やはり前線の佐藤、高萩、石原の3選手を自由にしてはいけない」とネルシーニョ監督は警戒を強めます。レイソルはキャンプ明けから新しいチャレンジを続けていますが、これまでと同じような戦い方を選ぶのか、また別の戦術を用いるのか。両監督の駆け引きも見どころになりそうです。 選手たちは、今日の午後一番で早くも広島へ向かいました。前日の移動による負担を減らし、身体をできるだけ休息させて水曜日の試合へ。前々泊の効果もあってか、上記のアウェイ戦3試合は2勝1分で負けがありません。今回も最善の準備で難敵に挑みます。