2014年11月18日

風物詩

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担当:河原 正明

 冷たい風に迷わずベンチコートを着て練習場に出向く季節になりました。世界各国のリーグ戦の中断も今日明日で終わり。週末からまた試合が行われます。レイソルは大宮アルディージャとのアウェイゲームが控えています。
 この約3週間も「いい雰囲気で練習が出来ています」と橋本選手。その理由は「もちろん4連勝中というのは大きいです。(のべ4日の)オフもありしっかりリフレッシュも出来ました。みんな顔が明るいです」。
 残り3試合、「ラストのストレートを全力で駆け抜けるだけですよ」と競馬にたとえていましたが(?)、選手からは寒さの中でも『早く試合がしたい』という熱があふれていました。

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 その橋本選手の母校・青森山田高が、先日行われた高校サッカー選手権青森県大会で優勝、全国大会のキップを手にしました。母校の応援に行きますか?とたずねると、「実は今年柏レイソルU-18がプレミアリーグに上がったので、流計大柏高校戦と2回柏に来るんですよ」。そうでした。
 現在もサッカー部を率いる黒田監督とは連絡を取り合っているそうで、30日(日)のプレミアリーグ第17節での対戦が楽しみだそうです。「柏レイソルU-18はボクらでも手強い時がある。選手権の前にレイソルと戦うのはいい経験になると思いますよ。全国大会は山田らしいサッカーで挑んで欲しい」。これは先輩としても30日も応援しないわけにはいかないですね!

 またもう一人母校のサッカー部が出場を決めた選手も。鈴木選手も星稜高校(石川県)が全国行きを決めています。「オフの予定はわからないけど、今年は応援に行こうと思います」。新聞では日本代表の豊田陽平、本田圭佑選手の母校として記事になっていましたが「偉大な先輩(豊田陽平、本田圭佑)が2人いるので、僕はカゲで支えていきます(笑)」。
 昨年大会、決勝はまさかの逆転負け。「準優勝チームのプレッシャーの中で戦うけど、それは将来自分の糧になる。自分も高校時代を思い出して、いい刺激をもらえる。活躍を期待しています!」と後輩にエールを送っていました。

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 千葉県代表は流通経済大柏高。大谷選手はサッカー部出身ではありませんが、卒業生。喜びのツイートをアップしていました。レイソルでは過去に在籍した阿部嵩さん(元・金沢)、深津選手(現・町田)、そして週末に対戦する大宮の長谷川悠選手がサッカー部出身ですね。

 冬の風物詩といえば、全国高校サッカー大会ですが、レイソルU-18も新たな風物詩となるであろう「高円宮杯 U-18プレミアリーグ チャンピオンシップ」出場に向けて全18節のリーグ戦を戦っています。高校サッカー選手権予選とJユースカップの影響で中断していたプレミアEASTも今週末から再開。22日(土)には第16節、市立船橋高校を人工芝グラウンドに迎えてのホームゲームが行われます(16時キックオフ)。
 "イチフナ"は日曜日の県大会決勝では惜しくも敗れましたが、実力十分のチームです。トップチームと試合日程が重なるのが悩ましいですが、今節で優勝が決まる可能性もあります。ぜひ、アカデミーの試合にもご注目ください。

 そのレイソルU-18がスカパー!で放送の「Jリーグマッチデーハイライト」の取材を受けました。22日(土)20:00に初回放送です。番組内の「Jユースラボ」コーナーにて紹介されます。こちらもぜひチェックしてください!
http://soccer.skyperfectv.co.jp/program/148823