いざ韓国へ
担当:大重正人
チームは韓国に来ています。今日から始まったレイソル3度目のアジア挑戦、ACLグループリーグ初戦の全北現代モータース戦に向けて、遠征がスタートしました。早朝に日立台を出発し、午前中の飛行機で金浦空港へ。こちらの気温は5度、今日明日と冷たい雨の予報です。ハングルの文字が並ぶエアポートリムジンバス、大変多くの人たちが行きかう国際空港です。
総勢30人弱、100ほどのバッグやトレーニング用具、メディカル器材などを手分けして運び込みます。到着後は、空港からバスで食事会場へ。1時間に満たない滞在時間でしたが、こうしたサイネージをご用意いただいて、細やかな出迎えに心が温まります。
ソウルから南へ約230km、全州までは高速道路を使って3時間以上の道のりです。遠征前に大谷選手や増嶋選手が「韓国のバスって良いよね!広くて、座席もソファーみたいで」と言っていましたが、今回ご用意いただいたバスも快適で、無事にホテルまで到着しました。
到着後、松原コーチのリードで、ストレッチや軽いレクリエーション。日立台から10時間弱の移動で固まった身体と心を解きほぐすように、移動後の疲れを感じさせない活発な声を笑顔が響いていました。「食事のあと、みんなスパへ行こう。今日は移動が長かったから、血液が循環できるように。大事だからね」と選手たちにコンディション調整の第一歩を指示。吉田監督も穏やかな表情で見守りました。
出発前日、昨日の吉田監督のコメントです。
「去年の試合、今年の試合をちょっとしたものを見た感じですが、全北は本当に強いです。良いチームで、選手の個々の能力が高くて、3人のブラジル人選手がフィットしていて、韓国代表の選手、元代表の選手もいて、とても能力が高いと思います。過去に対戦しましたが、それよりももう少しモダンになっているというか、FC東京にいたエドゥーが入っていますし、攻撃的なメンバーが揃っています。グループリーグの初戦、とても大事です。韓国チャンピオンですし、このグループの言わばシードですし、そこに勝ちに行く姿勢が大事だと思います」。明日日曜、月曜と韓国で最終調整をおこない、本番を迎えます。