2015年4月 4日

黄と青の伝統

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担当:大重正人

レイソルにとっては2週間のブレイクを終えて、4月からの連戦が始まります。まずはホーム日立台でのマリノス戦です。満開の桜は、今日13年ぶりにロッテマリーンズの試合が中止になるのもうなずけるほどの強風で、少し散り始めましたが、明日はきれいな桜吹雪のなか、試合が行われそうです。少し肌寒そうですが、心配された雨も大丈夫かと思います!

連戦が長く続き、そのショートブレイク明け。吉田監督はまずこの約2週間についてコメントしました。「まず練習をするのが久しぶりで、トレーニングの中でマリノス戦に向けたもの、もうちょっと時間をかけて詰めたいものを並行してやってきて。2週間もなかったですけど、約7回のトレーニングの中では心身共に回復することもできましたし、明日の試合に向けて良いイメージを持つこともできていると思います」

マリノスとの相性についての質問も寄せられました。
「勝っている印象もありますけど、むしろ三ツ沢でのナビスコ2戦目(2013年準決勝)。圧倒的にプレッシャー受けて、こっちがプレーすることができなくて、ただ勝ち抜けたっていうような試合が一番印象的です。彼らの勢いっていうものを削げなければ、同じように食らうことになるでしょうし、注意が必要だと思っています」

数字だけ見れば、リーグ戦に限れば、2008年以来負けがありません。ただ4勝6分と引き分けという接戦も多い。そこにナビスコを加えると、監督が印象深く話したナビスコの黒星が加わり(3勝1敗)、天皇杯制覇の準決勝の一勝を加えると、8勝6分1敗となります。これは少し予断ですが、「吉田達磨選手」の初ゴールは、1996年9月7日、新潟でのマリノス戦でした(4-0)。その試合ではありませんが、同年の昔懐かしい写真を見つけました!!!

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背番号7が吉田選手。その右が、マリノスとのリーグ戦でレイソル選手最多得点の加藤望選手(4点)、ひとりおいてのカレカ選手が3点でランク3位。同率1位の4点で北嶋秀朗選手です。

20年近い、そんな古くからの縁もあってか、伝統という言葉を用いながら、監督はマリノスの印象を話し始めました。
「マリノスの印象は、基本的に伝統のあるチームですから。マリノスのユニフォームと、僕らは言ったら新しいチームというか、そのユニフォームと戦うというところで、彼らの知ってる勝ち方とか、そういったものは彼らの大きなアドバンテージですし。センターバックに経験ある選手がいて、両サイドバックも経験があって、その中に活きの良いというか、機動力のある、野生的なストライカー、アタッカーがいて。伝統とか経験とかスピードとか、戦力的にとてもバランスが整っているし、驚異的だなと思っています」

今季初めての週末のホームゲーム。マリノス側の席はほとんど売れるなど、チケットの売れ行きは好調です。ただホーム側はAR席を除いて、まだ残席があります!桜舞う日立台で、これまでの両チームの伝統に勝るとも劣らない名勝負を期待し、そして力いっぱいの応援で選手たちと勝利を分かち合いましょう!!ご声援をよろしくお願いします。