2015年4月19日

ワコ、文武両道!

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担当:大重正人

今季11試合中、10試合で先発している輪湖直樹選手。3月17日のACL山東戦では、今季のレイソルでもっとも印象的で価値あるゴールのひとつ、また自身の日立台初ゴールを決めるなど活躍が目立っています。2007年にレイソルU-18を巣立ち、甲府、徳島、水戸と2年ずつJ2でのキャリアを積んで、レイソルの左サイドバックとして堂々の出場を続けています。

そんな輪湖選手、サッカーはもちろん、その裏で、もうひとつ努力を続けてきたことがありました。「大学生生活」です。この春、早稲田大学の人間科学部eスクール(通信教育課程)の過程を終了し、無事に卒業を果たしました。

「プロ2年目の甲府のときに入学して、今年の春、6年間で卒業することができました。自分は高校を卒業してプロになりました。サッカー選手は比較的に時間に余裕がありますし、大学卒業の資格をとって、またサッカーに何かプラスになることがあると思って始めました。

授業はインターネットで受講します。授業の様子を動画で見て、PC上で受講したという登録をします。そして中間、期末とレポートを提出して、124単位を取りました。特に心理学とかはサッカーにも役立つことがありますし、統計学とかいろんな授業を学ぶことができました。

最後は卒論もあって、今年のキャンプ中には一日チームを離れて、発表会に参加したのですが、監督やチームには理解、協力をしてもらってとても感謝しています。サッカーとの両立は正直大変なこともありましたが、6年間かけて卒業することができました。やり遂げたという達成感もあって、やって良かったと思っています。もし後輩で志望する人がいたら、協力できればと思います」

一度入学しても、両立が難しく、途中で断念してしまう選手もいるそうです。そんななか、6年間こつこつと努力を続け、やり抜きました。卒業おめでとう!ワコ!!!

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