2015年7月24日

明日は仙台で

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担当:大重正人

マリノス、フロンターレを相手に2連勝。ともに1-0という僅少差ながら、エースFWである工藤選手が2試合連続で決勝点をマークし、また相手にボールを長く支配されながらも身体を張った守備で1点を守りきった。これまでは終盤に踏ん張りきれない試合で勝ち点を失ってきただけに、2ndステージで改善してきた面がこうした勝利という結果に現れています。ただ「もちろん守るだけでは限界がある。自分達の時間を少しでも長くしないといけない」と大谷選手もさらなる改善をめざしています。

吉田監督は今日の囲み取材でこう話しました。「これまで色々なことにトライし、コンセプト的なものを頑張ってやろうとした中で、試合の始め方、終わらせ方というところへ神経を傾ける割合が選手によって違ってきたり、勝負どころで何か忘れてしまったりすることがあった。ただ、ここ2試合はゲームの進め方、終わり方に対して、全ての選手が意識して、集中して、ピンチがあっても焦れずに守れている。チャンスがあれば襲いかかるけど、そこへ深入りし過ぎないとか、ごく一般的なことに対しての集中心は高まってきているかと思います。もちろん、まだまだですが」

明日対戦するベガルタは、より守備に強い意識をもつ相手です。3月の1stステージでは、ベガルタが先制したこともあり、レイソルは70%ほどのボール支配率で圧倒しながら、最後の最後でどうしても攻めきれないという試合でした。

吉田監督はベガルタの印象について「やはり堅いですし、あとは後期になってアタックの所にも力を入れていて、野沢とリャンという攻撃力のある2人がいて、またサイドバックの攻撃参加も増えている。前期からあった手堅さに加えて、攻撃に厚みもありますし、クロスに入ってくる人数も多いと思います。そこは要注意、頭に入れておかなければいけない」

3月の試合では、元レイソルの渡部博文選手のセットプレーで失点しました。ベガルタのリーグ戦31得点中、13点がセットプレーからのもの。前述の野沢選手、リャンヨンギ選手はリーグ屈指のプレイスキッカー。そこに渡部選手、そして同じく元レイソルの鎌田選手が飛び込んでくるでしょう。不要なファウルを避け、また集中力を切らせないことは、これまで2試合同様、非常に大切です。

また、期待の新加入、エデルソン選手の出場登録も今日無事に完了しています。背番号は正式に「11」となりました。まだ合流して2週間弱ですが、チームメイトの顔や名前も覚え始め、「早くチームに順応したい」と前向きな姿勢を見せています。デビューはいつになるのか、ワクワクが止まりませんね!

明日はユアスタで19時キックオフ。ここ2戦の流れをさらに加速できるよう、変わらぬご声援をお願いいたします!