2016年3月22日

ナビスコ初戦へ

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担当:大重正人

下平レイソルの初陣は、惜しくも終了間際に追いつかれての2-2ドロー。ここで代表Aマッチのため、リーグ戦は休止となり、ここからはナビスコカップへ。中3日で、明日はアウェイでのアビスパ福岡戦に臨みます。アビスパとは2011年以来の対戦となります。レベスタでの試合は田中順也選手、兵働選手のゴールで2-0と勝利しています。

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今回のナビスコカップ、ACL出場4クラブ以外の14クラブが、7つずつ2つに分かれてのグループステージ。レイソルが入るグループBは、仙台、新潟、横浜、川崎、福岡、鳥栖、柏の7チーム。この6試合で上位2位以内に入ると、ベスト8によるノックアウトステージに進出できます。

レイソルにとっては、1999年と2013年と2回、優勝を果たした思い出深い大会。下平監督にとっては1999年の大会で優勝カップを掲げ「ああいう思いは何度もしたいです」と当時を思い出します。「自分たちにとっては、リーグ戦もカップ戦も大事ですし、100%の力で獲りに行きたいと思っています。このナビスコで勝つことが、今のチームには必ずいい影響を与えるでしょうし、勝つことが自信になっていく。オリンピック組がいませんが、これまでもすごく頑張ってきて試合に出たいという気持ちが強い選手が明日の試合でやってくれるとポジティブに思っています」

リーグ開幕から4試合、2分2敗と勝利がないチーム同士の戦い。それゆえに勝ちたいという気持ちが激しくぶつかりあう試合になるのは間違いないでしょう。まずは立ち上がり、絶対に引くことなくスタートしなければなりません。「ここまでの4試合で毎試合2失点ずつしている。まずは自分たちが守備でやりたいこと、ベースとなるところを落とし込もうと昨日今日とトレーニングしました。相手の前線にはウェリントンという強烈な選手がいる。出場するかどうかわからないが、出て来たらしっかり対応していきたい」とまずは守備の意識、また攻撃とのバランスについてもミーティングやトレーニングを通して深め、下平監督のめざすサッカーが「徐々に浸透してきています」と選手たちも前向きに、明日の試合を迎えられそうです。

内容も大切ですが、何よりも結果。泥臭く、貪欲に、勝利と勝ち点3をつかむ。出場選手もサブメンバーも勝利のためにひとつになって、気迫あふれるそんな戦いをサポーターたちは待ち望んでいます!いい報告ができるよう、明日福岡へ向かいます。

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