2007年6月14日

愛すべきサッカー小僧

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担当:大重正人

本日、午前のフィジカルトレーニングに、なんと石崎監督がみずから参加しました。「ちょっと走ってくる」と言って、練習後のグラウンドを黙々とランニングする石さん。御年48歳ではありますが、元サッカー選手で日々トレーニングしているだけに、同年代の男性とは遥かに体力の器が違うはず。しかし、現役のプロ選手のトレーニングに悪戦苦闘。なわばしごのようなものをおいて、なわを踏まないように前後左右、こきみよくステップを踏み、腰を回転させる動きが求められます。

身体を動かすのもそうですが、ステップの仕方があまりに早く、そして複雑で追いつかないのです。監督は見よう見まねでチャレンジしますが、どうにも追いつけず。これには永井選手も大笑い!!!それでも、ゆっくりでも最後までやりとげる監督。練習を大切にする石さんらしい一面が見えたような気がします。

今日は川崎戦へむけての、ビデオミーティング。監督、山根選手、岡山選手にとっては古巣となります。「意識はそれほどしていない」といいますが、やっぱりレイソルに来て成長したところを見せたい気持ちはあるはず。中村憲剛選手という優れたプレイメーカーをいかに抑えるか。今日のビデオでは、すばらしい展開力とパススピードの速さが非常に印象的でした。もう一度原点に帰り、走って追い詰めるプレッシングで潰しにいかないと、屈指の攻撃力を誇るフロンターレを打ち負かすことはできません。あと2日間のトレーニングできっちり成果を残してくれるはず!

練習後、選手たちやファンの方もまばらになった夕暮れ。練習グラウンドには、まだ5つの人影が。「武蔵丸って横綱になってないよな?!?」。古邊コーチに聞かれ、「間違いないです」と答えましたが……どうやら古今東西リフティングに燃えている様子。石川コーチ、松原コーチ、公文通訳、宮本マネをあわせた5人での戦いでした。長い練習を終えた後にもかかわらず、延々とボールを蹴り続けている、いい大人たち。日が暮れようとしてもグラウンドから帰ろうともしません。心底サッカーを愛しているサッカー小僧。こんなスタッフがいるからこそ、レイソルは明るい、良い雰囲気でいられるのでしょう。

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最後に、今日練習に来られた方で、神奈川県の病院の診察券と健康保険証を落とされた方がいらっしゃいます。アルセウ選手→ファンの方経由で届きました。こころあたりのある方は、koho@reysol.co.jp までご連絡下さい。