助走期間
本日の担当:桜林 舞
ついに梅雨入りでしょうか。午前練習が終了する11時ごろにぱらぱらと雨が…。降り始めたなと思いつつ、練習グラウンドへと急いだら、全体練習はすでに終わっていました。なんでも10時20分ほどには終了していたらしいです。大重広報が10時半ごろグラウンドへ向かうとすでに全体練習が終わり、シュート練習が始まっていたとのこと。
試合前日に取材を入れられないため、1部練習のみの試合2日前に取材が集中してしまうというサイクルは以前の広報日記で触れた通りです。本日も3本の取材があり、予想外に早い練習終了時間に、私は来客と打ち合わせ中で、大重広報が取材対応に奔走。任せっぱなしになってしまい迷惑をかけてしまいました。。。以下、大重広報談。
1つはフランサ選手が某雑誌の記者さんとPK合戦を行なうというものでした。こちらも場所はスタジアムで行なうということは事前に想定していたのですが、いざスタジアムでPK合戦を!という段になると「あ、ゴールネットがポールに束ねられているー!!!」。そう、試合や練習に使用しないときは、ゴールネットは枠に巻きつけられて痛まないように収納されています。毎日スタジアムを見ているのに、通常張られていないことに気づきませんでした。。。というわけで、フランサ選手をお待たせし、運営の辻上さんやチケット課のジャンボさん、公文通訳の手をお借りして、ゴールネットを降ろし、杭で後ろを留めていくという設営作業を手伝っていただきました。お手を煩わせてしまい申し訳ありませんでした。ありがとうございました。インタビューは選手はもちろんですが、いろんな人に支えられて成り立っております。というか、今回は、私の段取りが悪かったです。。。申し訳ありませんでした!!!
そして、インタビューを受ける谷澤選手は駐車場で記者さんの到着を待ってくれていました。谷澤選手の隣にプレスパスを首から下げている方がいたので「(このあと取材予定の)カメラマンの方ですか?」と言葉をかけると、なんとTBSの土居アナウンサーでした!!!焦っているとダメですね。川崎戦の実況を担当されるとのことで、2年ぶりにレイソルにこられたそうです。「首位ガンバ、レッズを追いかけている川崎と柏の対決、楽しみですよ」と面映い言葉をいただいてしまいました。
また、本日は「元祖レイソル広報ズ」、横井元広報と種蔵元広報が練習見学に顔を出してくれました。横井さんは先日の大宮戦に引き続き、川崎戦のJ’s goalのライターを担当する模様です。監督とふれあいゾーン越しに談話。「お、種ちゃーん」と饒舌な監督の口がいつも以上に滑らかでした。戦術的な話しで白熱しているようでした。レイソルを離れても、レイソルをこれだけ気にかけてくれる人達がいる、ということはとても心強いですね。レイソルの魅力を今以上に、広く多くの人に伝えていけるようにと、偉大な両先輩の背中を見つめていた我々でした。
いつも慌てている私ですが、今日はいつも以上に慌てていた気がします。でも焦ったらダメだし、焦らなくてもダメなものはダメ。落ち着いて取り組んだほうが、結果的には塞翁が馬。今日、スパンと早めに練習が終わったのは(そのために慌てることになったわけですが)、練習はとりあえずサクッと終えて、気持ちをゆったりさせておいで、という監督の意図があったのかなと、思ったりしました。いや監督の真意はわかりませんけれども。「しんどいときにどこまで踏ん張れるかで、個人の力も、チームの力も試されている」と石さん。
もう一つ先のステージへの助走期間。レイソルは足踏みすることはあっても、その歩みを止めることはありません。