2016年6月28日

クリス、日立台へ

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担当:大重正人

ここにクリスがいるのは、なんの違和感もなく、とても自然に感じます。

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新しいロッカーのパネルは、昨年の天皇杯ラウンド16、延長戦の決勝ゴールのシーンを選びました。背番号は37に変わりましたが「コンニチハ!!」という大きな声の日本のあいさつと、がっちりとした右手の握手はまったく変わりありませんでした。

クリスティアーノ選手が今日からレイソルへ。日立台でのトレーニングに帰ってきました。チームメイトとの半年振りの再会。「家に帰ってきたという気持ちです。家を一旦出て、また仲間の元に戻ってきた。ここにいる選手のほとんどのことを知っていますし、またここに帰ってこられて嬉しく思っています」と自然に言葉や笑顔をかわし、雨が降る中、トレーニングにもフルメニューで参加しました。

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1時間ほどのトレーニングを終え、濡れたピッチの上で20分ほどでしょうか、黙々と体幹運動を続ける様子も半年前のままでした。自己鍛錬、体のケアを欠かしません。

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「自分はフィジカルも試合感覚としても試合に出場できる準備が整っています。監督の要求に応えられるように献身的にトレーニングに励み、監督の要求に応えることに全身全霊を懸けてやっていきたい」

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今日のグラウンドには、湘南戦で掲げられていた横断幕が張られていました。去年アジアの舞台で一緒に頂点をめざしたクリスは、「柏から世界へ」の同志です。サポーターの皆さんの思い、強い意気込みは彼の胸にも深く伝わっています。「今日メディアの皆さんもご覧になったと思いますが、ピッチの脇にあった横断幕に書かれていたように、最低でもACLの出場権を目指してやっていきたい。昨年はタイトルを獲得できなかった経緯もありますし、レイソルに戻ってきたからには、もちろんタイトル獲得も強く意識しています」

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「柏レイソルはより高みを目指してやっていけるだけのビッグクラブだと思いますし、1stステージの戦いを見ても非常に良い戦い方をしていたと思います。われわれ全員で力を合わせてタイトル獲得を目指していきたい。サポーターの皆さんには以前在籍していたときから良くしてもらってきましたし、皆さんと喜びを分かち合えるような良いシーズンにしていきたいと思います。グラウンドでは100%全力を尽くして戦うことを約束します。これからもチームへの応援、後押しをよろしくお願いします」

7月1日のJリーグの選手登録にて認可されれば、2ndステージ開幕戦、2日のアルビレックス新潟戦からの出場が可能となります。一日も早く、新しい背番号37を背負って闘うクリスの姿を期待してください!