2016年9月 2日

明日は天皇杯初戦

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担当:大重正人

名古屋戦、そして首位川崎を撃破しての2連勝。この勢いのまま攻勢につなげたい9月を迎えました。その初戦は天皇杯の2回戦、奈良クラブをホーム日立台で迎え撃ちます。レイソルにとっての天皇杯は「ACLにつながっている大きな大会」。下平監督が掲げるACLという大目標へのひとつの道筋になります。「それに途中で終われば、今シーズンは11月3日に終わってしまうかもしれない。まだまだ上に行くまで負けられない」。セカンドステージに入り、浮き沈みはあるものの、ひとつの戦い方が整いつつあるなかで、1試合でも多く、優勝を争うような高いレベルでの戦いを経験することが、来年以降のさらなる進化につながっていくはずです。

奈良クラブは、JFLに在籍。1stステージは3勝5分7敗、16チーム中14位。現在2ndステージは3勝4敗で9位につけています。1992年に前身のクラブが発足し、奈良県リーグ、関西リーグとステップアップ。2015年からJFLに昇格し、J3入りをめざしているクラブです。関西1部の2014年には、この天皇杯2回戦でベガルタ仙台を撃破。4カテゴリー上のジャイアントキリングを果たした実績があります。その立役者が岡山一成選手です。レイソルでは2006年から07年途中まで在籍し、38歳となった今なお、奈良で現役を続けています。

「試合の映像を見ましたが、しっかり守備をして、組織的に戦うチームという印象です。ただスカウティング通りではなく、この試合での特別な対策を練ってくるかもしれませんし、ゲームが始まって、しっかりと見極めて戦いたい」という下平監督。カテゴリーこそ違えど、11対11のサッカーの公式戦になんら変わりありません。試合が始まれば、どちらがジャイアントで、どちらがそうでないか、そんなことは一切関係ありません。

4大会前の第92回大会は見事優勝を果たし、昨年はベスト4進出。一方で第94回大会は3回戦でジェフ千葉にPK負け、第87回大会は4回戦でJFLのHondaに敗れたこともあります。昨日は、誰もが予想だにしなかった、日本代表の敗戦もありました。まずは受け身にならず、攻め気を持ち、膠着してもあせらず、しっかりと90分で上回る。何より勝利にこだわる戦いで次のラウンドへ進まなければなりません。

明日の天皇杯は、通常のJリーグとチケットや運営のルールが変わっているところがあります。この日のS席(リーグ戦時のSS席)以外は、すべてゾーン指定となり、バックスタンドには緩衝帯が設けられます。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014966.html

またチケットの価格もこの2回戦はリーグ戦よりかなりお安くなっておりますので、ぜひリーグ戦同様に日立台への参戦をどうぞよろしくお願いいたします。去年の準決勝の無念を忘れず、再び「柏から世界へ」への第一歩を踏み出しましょう。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014969.html

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