明日はアウェイ清水戦
担当:大重正人
チームがめざすもの、サポーターが望んでいるもの。連勝しかありません。水曜のレッズ戦、「中2日とは思えないデータだった」と下平監督が驚くほどのトラッキングデータでした。スプリント数や距離数、チームのために走るということを全員が意識し、徹底されていたからこそです。
前半、右サイド伊東選手のカウンターの外側から小池選手が猛然と駆け上がったシーンはその象徴でした。伊東選手のスピードと突破力に任せてもいい場面でしたが、それでもそのサポートに駆け上がりました。Jのスピードに劣らないスプリントでした。たとえボールが来なくとも、相手DFを引き付ける献身的なランニング。逆もしかりです。リュウがボールを持った時、その外をJがオーバラップすることで、リュウのクロスコースが開き、クリスがヘディングシュートというシーンもありました。他人に任せない。こうしたプレーの連続がシュートシーンと勝利につながったと思います。
来たる清水戦は、明日土曜日、日本平で14時キックオフです。清水も水曜の名古屋戦で7試合ぶりの勝利、苦しいチーム状況から抜け出そうと懸命でしょうし、その成果が出た直後のゲーム。レイソルもそうですが、ここで連勝し、勢いに乗りたいという状況は同じです。今年から前広島のヨンソン監督が就任。広島時代にはシーズン途中からの就任ながらチームの守備意識を高め、J1残留に貢献。現在の快進撃の礎を作りました。昨年12月の広島戦、堅い守備、走力十分のサイドアタックでレイソルは本当に苦しめられました。
清水には北川選手、金子選手、石毛選手といった20代前半の若いメンバーが躍動し、センターフォワードにはクリスラン選手や鄭大世選手といった過去にゴールを許したストライカーが控えます。左サイドバックの松原選手の突破や左足のクロスは要注意です。もしレイソルで伊東選手が出場するようなら、このマッチアップは本当に激しい争いになるでしょう。注目のポイントです。
明日の日本平は晴れで23度の予報。富士山と駿河湾と日本平によるすばらしい雰囲気のなかでの試合になりそうです。スタジアムへお越しの方、力強い後押しをお願いいたします。スタジアムに来られないという方は、明日14時からNHK-BS1で生中継、またDAZNのツイッターでも無料配信されますので、ぜひレイソルイレブンの戦いに注目してください。
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最後は、昨年のJのスーパーゴールを!気持ち高めて試合を迎えましょう!!