2018年8月 4日

明日は札幌戦

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担当:大重正人

8月に入り、明日5日、アウェイでのコンサドーレ戦を戦います。この暑い暑い真夏ですが、ドーム開催のため14時キックオフというこの時期めずらしい時間帯での試合です。コンサドーレとは今年4月に対戦、先制しながら試合終盤の失点で逆転負け。相手は着実に勝ち点を積み重ねて現在勝ち点30、4位。レイソルは中断明けからの4試合で黒星が続き、順位を15位まで落としています。明日で第20節、あと15試合を残しているとはいえ、いまの勝ち点20から15~20ポイントを積み重ねないと、J1へ生き残るのは厳しくなります。この今を、1試合1試合を必死に戦って、相手にゴールを許さず、勝ち点3、勝ち点1でも一歩ずつ積み上げないといけません。

前節の湘南戦は0-2。リードした相手の出方によるところもありましたが、特に後半はビルドアップからチーム全体で前進し、サイドで起点を作りながら攻勢をかけ続けました。それまでの、ボールを大きく蹴り出してのカウンターがメインで、ボールを失ってまた守備に戻る、そんな状況からの改善は見えたように思います。ただ、サイドを崩して、伊東選手や高木選手からのクロスにどれだけの人数が迫力をもって飛び込めたか。そこは今年のシーズン最初からの課題がそのまま残っているようにも感じます。

湘南の曺監督のコメントには、自身のチームへの評価と共に「安心して見られた」という言葉もありました。ボールはレイソルが長く持っていたものの、相手はそれを織り込み済みでいかに対応するかというところで失敗がなかった。リードを得て、落ち着いて、ここではレイソルに負けないという点で自信を持ってプレーできていたのでしょう。レイソルの攻撃は結果的にも相手の脅威にまでなれていなかったということの現れです。いかに相手に嫌だと思わせるか、怖いと思わせるか。そういう脅威を与えるような攻撃の迫力がもっともっと必要です。もちろん守備面でも同じことです。相手に手ごわい、堅い、と思わせられるか。戦術どうこうの前に、選手自身がまず力強さや走りの面で相手を上回ることで勝機が見えてきます。

そして不用意な失点を絶対にしない。前後半の立ち上がりや終了間際。リスクをかけるのか自制するのか。セットプレーのピンチは1本でも少なく。札幌には福森選手という屈指のプレイスキッカーとレイソルを上回る長身選手がたくさんいます。ファウルをする場所、時間帯、常に頭に入れなければいけません。無失点で試合を進めて行けば、相手の焦りも生み、試合の流れをつかめる時間帯は必ずあります。その機を絶対に逃してはなりません。

明日も札幌まで多くのレイソルサポーターが駆けつけてくださいます。この状況にもかかわらず、この状況だからこそ、本当に本当にありがとうございます。コンサドーレから観戦やルールのお知らせがありますのでこちらをご確認の上、札幌ドームへお越しください。
https://www.consadole-sapporo.jp/news/20180842927/