明日はアウェイガンバ戦
担当:梶山由珠
4月後半から続いていた怒涛の15連戦は、今週末のゲームでようやくひと段落を迎えます。気がつけば6月も中旬。今週は30度を超える真夏日もありました。特に昨日は日差しも強く、久しぶりに夏を思い出させるような暑さでした。これからますます暑さを増す時期、この先の真夏のゲームを乗り越えていくには、今からこの気温に順応していかなければなりません。
そんな暑さのなか、島村選手が昨日の囲み取材で暑さへの心配について問われると「熊本も今治も暑かったですし、J3の頃は15時くらいから試合をすることもあったので、夜の試合なら日差しがない分大丈夫です」と、いろんなチームを渡り歩いたタクだからこその頼もしいコメントも残していました。
先日の天皇杯ではJ3の岩手に2-0で勝利し、チームとしては公式戦で6試合ぶりとなる勝ち星を挙げました。先発にはリーグ戦で出場機会の少なかった選手や久々の実戦復帰となった選手たちを起用。他会場では今年もジャイアントキリングが起こったなかで、レイソルは起用された選手たちの活躍もあって、難しい試合内容となった初戦を無事に突破することができました。
「90分で勝ち切れたことは次の3回戦やリーグ戦に繋がるはず」。試合後に井原監督がそう語ったように、リーグ戦の悪い流れを断ち切って、ここから這い上がっていかなければなりません。
明日は久々のリーグ戦、6月2日の福岡戦以来2週間ぶりの再開となります。明日のガンバ戦、来週の広島戦で前半戦折り返し。今シーズン初めに掲げたチームの目標は勝点54、折り返し時点で勝点27を積めていれば順調なペースと言えますが、現在のレイソルの勝点は22。是が非でもこの2試合に連勝して、中間目標の27ポイントをクリアしたいところです。
ガンバは現在リーグ戦3連勝中で3位を走る好調ぶり。攻撃陣にはチームとともに絶好調の宇佐美貴史選手をはじめ、ダワン選手やウェルトン選手など強力な助っ人、さらには昨季レイソルにも在籍した山田康太選手など、能力の高いアタッカーがずらりと並びます。さらにガンバには今季から、元レイソルで白井選手とはアカデミーの同期でもある中谷進之介選手が加入。その影響もあってか、今季のガンバは現在リーグ最小失点を誇ります。得点力不足に陥るレイソルは、その堅守を打ち破らなければ勝利を手にすることはできません。
ルヴァンカップでは怪我明け後初のフル出場で完全復帰を見せた高嶺選手。「スタンドから試合を見ていて、自分が復帰したらもっとピッチの幅を使いたいと思っていた」という言葉通り、得意のサイドチェンジなどでチャンスの起点となりました。連戦で練習試合や紅白戦もできていない状況からいきなりの実戦復帰でしたが、その展開力や落ち着きは健在で、久しぶりの試合とはとても思えないようなプレーぶりでした。復帰後いきなり連戦で、第2戦はさすがに疲れもあったと振り返りましたが、明日に向けては「天皇杯で休ませてもらったので、次は100%のコンディションと思って見てもらって良いです」と胸を張るコメント。彼の攻撃センスが加わることでガンバの鉄壁を崩し、リーグ戦4試合ぶりの勝利へ繋げてほしいと思います。
久しぶりのロングアウェイ、それも日曜のナイトゲームですが、明日もぜひ現地やDAZNで後押しいただければ幸いです。パナソニックスタジアム吹田で18時キックオフです。明日も応援よろしくお願いします!