2008年5月10日

うん、やっぱり、よかったです。

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:桜林 舞

080510stand.jpg

3試合連続無失点勝利。
5月3日(土) ○1-0 千葉戦@フクアリ
5月6日(祝・火) ○3-0 神戸戦@日立台
5月10日(土) ○1-0 FC東京戦@味スタ

7位から5位へ。
暫定とはいえ、J1全18クラブの上位に顔を出した。
浦和、名古屋、川崎、FC東京についで、5位。
鹿島、横浜FMが6,7位に位置する。

「粘り強く、競った後、セカンドボールを拾うことを徹底した。やるべきことをやっている。勝てたことがすべてだと思う」と菅沼選手。

「最終ラインを、高い位置に保つよう心がけた。1対1の状況になっても、落ち着いて対応できたと思う」と小林選手。

「最後尾から見ていて、みんなが自信を持って臨んでいるのが感じられた。なので、自分も自信を持って臨めたので、そんなにやられる感じはしませんでした」と菅野選手。

「若いチームなので、波に乗れるときは、乗れると思う」と大谷選手や菅野選手が口にしていましたが、まさに、波に乗っての3連勝です!

でも、それはまぐれでも偶然でもなく、
チームが一丸となって、
強い気持ちでもぎ取った結果です。

「この短い間にも、チームは成長していると思う」と菅野選手。

そして、今日もリーグ戦デビューを果たした選手が!
レイソル2年目となる阿部嵩選手です。
「時間が迫っていたので、出場できないと思いました。勝利を手にする気持ちをピッチで分かちえてよかったです。その後の勝利のダンスは嬉しさも倍増でした」。大島選手のようにピッチがきらきらして見えた?との問いには「そんな余裕はありませんでした」と照れながらもようやく笑顔をのぞかせてくれた阿部選手でした。
ラスト5秒の出場で、ボールに触れることはできませんでしたが、J1の舞台に立ったという紛れもない経験を手に、もっと長くピッチに立ち続けるためにより一層力の入った日々を過ごしてくれることでしょう。おめでとう、シュウ!

そして、ホイッスルが鳴る瞬間には、大谷選手、阿部選手、そして神戸のレンタル移籍から今季FC東京に戻ってきた近藤祐介選手の3選手が同じピッチに立っていました。

この3人の共通点がわかりますか?
なんと、流通経済大学付属柏高校の同級生なのです!

「同級生が頑張っていると、いい刺激になりますね。シュウもJデビューだったし、チームも勝てて、よかった」と一瞬言葉を探して、「やっぱり、うん、よかったですよ」と言葉を噛み締めた大谷選手でした。

貴重な得点チャンスをものにし、今季2得点目、「ポポの強烈なキックをキーパーがはじくかなと思っていた」とゴール前に詰めて落ち着いて決めた右足シュートも、「自分のところにたまたま転がってきただけです。個人能力が高い選手が多いFC東京に対して、我慢しないといけないときに我慢することができたと思う。昨年のいい状況に近づいていると思います」と自分のゴールよりもチームの状態を語る頼もしい大谷キャプテンでした。

080510tani.JPG


「ここで勝てたのは大きいね」。
と、小見ダイレクター。

「みんなにハートがあったね」。
と、竹本GM。

少し勘違いしてしまいそうになる。
「自分たちは強いんじゃないか、と」。

しかし、今季の目標は「勝点55」。
三分の一を消化した第12節現在で、勝点は19。
計算上、勝点55の三分の一である、
18.33333・・・を取っていればいいことになる。
しかし、暑さ厳しくなる中盤戦に、
同じペースで勝点を取れるかは、
昨季を振り返ってもそう簡単ではないでしょう。

次節は鹿島戦。
4試合離れていた、あの選手も帰ってくる。
どんな試合になるのか。
楽しみに、1週間待ちましょう。

明日は、日立台にて、サテライト札幌戦が14時から行われます。天気はあまり優れないようですが、多彩な選手の出場が予想されます。3月下旬並みの気温との予想ですので、防寒は万全にお願いいたします。

【5/11】Jサテライトリーグ コンサドーレ札幌戦のご案内をご覧になって、ぜひ明日もレイソル観戦にお越しください! サポーターの皆さん、今日も熱い応援をありがとうございました!

最後に、88分に負傷交代した古賀選手ですが、顔面を強打した折、脳震盪のような症状を起こしていたようです。意識はしっかりしており、試合後、大事をとって病院に検査に向かったということです。