専修大学から
担当:大重正人
ここちよい初夏の日差し、からっとした気持のよい薫風。空は青く、芝生は鮮やかな緑。いまが日本の最高の季節ではないでしょうか。絶好のトレーニング日和、選手たちの表情もおだやかそのもの。
今日は火曜日、午前午後の2部練習。ということはフィジカル中心の負荷をかけたトレーニングです。いつもは二組分かれて、室内ウェイト組と屋外フィジカル組が入れ替わるようにスケジューリングされますが、今日は全員一緒の行動。20名近くの選手が一列に並んでトレーニングする様子は壮観です。3人ずつのグループとなり、ダッシュやジャンプ、ドリブルなどを組み合わせた7種目のサーキットトレーニングはさすがに厳しそうに顔をゆがめていました。ただ山根選手や柳澤選手が戻り、フランサ選手も元気にダッシュを繰り返している様子をみて、チームとして戦える布陣になってきたんだと実感します。
そのなか、目新しい長身選手の姿が…
本日リリースいたしましたが、特別指定選手が新たに加入いたしました。渡部博文選手です。専修大学3年生、身長185センチの大型ディフェンダーで「高さを生かしたヘディングや、積極的なインターセプトをみてほしいです」とセールスポイントを話してくれました。実は山形中央高校時代に、長谷川悠選手(モンテディオに期限付き移籍中)とともにキャンプに参加した経験をもちます。そのころから下平スカウトは注目していたそうです。そして、今季からスカウト担当となった佐々木スカウトが「いいディフェンダーが専修にいるよ」と伝えたところ、「ああ、あの渡部か」と、2人の原石を探す眼がみごと一致。今春にレイソルの練習に参加し、本日晴れて特別指定選手となったわけです。
レイソルの印象を聞いて見たところ、「やっぱり雰囲気がとてもいいです」とのこと。一緒にプレーして目で追ってしまうのは、やはり同身長同ポジションの古賀選手でした。「一緒にコンビを組ませてもらったことがあって、プレーやコーチングで安心感や信頼感を与えてくれる人です」と他のレイソルDFと同じように偉大な先輩から学ぶことの大きさを感じている様子です。現在ボランチとしてプレーしている鎌田選手も大学3年生で特別指定選手としてプレーし、その経験がいま大きな財産となっています。大学とレイソルの行き来でハードな日々となりますが、よき先輩のあとを追って、どんどん成長してくれることを望むばかりです。
そして今日、午後。レイソリスタに行ったところ、横断歩道をキャリーバックを転がしながら歩く馴染みの顔。まさか?とは思いましたが、やっぱり!小林亮選手でした。「昨日選手総会があって、こっちにいたんで。このあと日立台にあいさつに行きます!」ヴェルディ戦でフッキ選手の強烈キックをおなかにうけ苦しみもだえるところでディエゴ選手に頭をなでられたところなど、話してくれました。練習中にはなじみのスタッフと会話し、サポーターにもいつものように囲まれるリョウ選手。律儀な性格、元気そうな姿はまったく変わりありませんでしたよ!
さて、ここからはご連絡を。まず現在U-23フランス遠征中の李忠成選手の単行本が発売されます。「忠成 生まれ育った日本のために」です。著者は加部究さんで、定価は税込1575円。ゴマブックスさんより6月12日発売予定です。
最後は、最後に、ナビスコ千葉戦のマッチデープログラムのサポーターズボイスを募集いたします。首位のジェフを負かさなければ、決勝トーナメント進出の道はほぼ断たれてしまう土壇場。前節のフロンターレ戦の再現が達成されるよう、熱いメッセージをお待ちしております。「サポーターズボイス」から件名を変えずに、メールでご応募下さい!!ハンドルネームも忘れずに記載をお願いいたします。