大相撲
担当:大重正人
今日の関東地方は、夏が帰ってきたような猛暑でした。ジリジリと肌を焦がすような太陽光線が降り注ぎ、そこにいるだけで自然と汗が流れてくるようでした。厳しい暑さのなか、日曜のアルビレックス戦に向けた紅白戦が行われました。この2週間、新しく取り組んできたトレーニングの集大成。前線から惜しみなくプレスをかけ、シンプルにボールを動かしてのファストブレイク。前にスペースがなければ、しっかりと丁寧にボールをつないでのポゼッション。
練習後、石崎監督がグラウンドにいるすべての選手とスタッフを集めました。時間にして5分弱ぐらいだったでしょうか。ピーンと張り詰めた緊張感が遠くでも感じられました。改めて自分たちのストロングポイント、継続すべきスタイルを確認。そして戦いに挑む精神を高めあう時間でした。練習後には、フランサ選手と太田選手、石崎監督と山根選手など、コミュニケーションをとる選手たちの姿が目立ちました。しっかり話して、伝える。勝利のために、今できる事をすべてやり抜こうとするイレブンでした。その成果を早くゲームで確かめたい。つい気が逸ってしまいそうです。明日、午前中に最後の調整をおこない、午後には一路新潟へ向かいます。
午後からは、選手一同ミーティングルームへ。Jリーグ選手協会、キャリアサポートセンターの研修会が行われました。どんな選手でも第2の人生へ、ステップアップするときを迎えます。一心不乱にサッカーに取り組むなかで、さまざまな自分の可能性を今のうちに見つけておくことは、必ず人生のプラスになるはずです。そんな手助けとなる研修会です。
プロスポーツを経験された先輩をお迎えしての講演。昨年はマラソンの有森裕子さんから貴重なお話をいただきました。今年は、元大相撲力士の舞の海秀平さんが、日立台にお越しくださいました。小兵ながら、スピードとテクニックで土俵を舞い「技のデパート」という異名で親しまれた人気力士です。テレビ出演でお見かけするとおりの、にこやかで爽やかな印象どおりのお話し振りでした。規定の身長に満たなかったため、頭にシリコンを入れて新弟子検査をクリアしたり、NHKの相撲中継で向正面から正面に座る大先輩の解説者にかけあいを求めたり。やわらかな人柄からは想像しがたい、常識を打ち破れる勇気とチャレンジ精神の持ち主です。
質問コーナーでは、菅野選手が「おいしいチャンコ屋さんを教えてください!」と挙手。また、「ここだけの話☆」と力士の私生活も披露。想像だにしなかった軽妙なおもしろトークに、選手たちはビックリ!一同大爆笑に包まれました。。。
いろんな世界を行き続けてきた大先輩が大切にしているのは、「人柄」でした。スポーツ番組に出演する際にはスタッフの方と同じ感覚や目線でいられるように密にコミュニケーションをとり、「仲間」を大切にする。また選手たちは、サッカー以外の世界の人といろんな接点を持つことを勧められました。見識をひろめることは、将来の自分に間違いなくプラスになる。タイムリーなことに、太田選手がブログで、大相撲部屋を訪問したことを紹介してくれましたが、自分たちよりも苦しい厳しい状況で戦っている力士たちを見て、さらなる向上心や努力の必要性を感じ取ったことでしょう。世界を広げることは、人間を大きくさせる。何かを感じて、上を見続けること。レイソルも前を向いて、休むことなく戦い続けます!