2008年10月 5日

アリエナイがあった夜

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担当:河原 正明

午後7時53分。菅野選手がゴールキックのボールを前線に大きく蹴りだしたあと、主審が高く手をあげ、大宮の夜空に響いたホイッスルの音。それはレイソルの11試合ぶりの勝利を知らせる音でした。

弾ける喜びに揺れる「黄色い壁」。この風景は一生忘れられないだろうなと、胸が一杯でした。

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試合開始前、続々とNACK5スタジアムのアウェイゴール裏に黄色く身をまとったサポーターの皆さんが入場してきます。明らかに、ホームチームより多い人数で膨れ上がったその「壁」は、声で手拍子で、終始相手を圧倒し続けていたと思います。本当にホームスタジアムの雰囲気で闘えた、といっても過言ではなかったと思います。

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その後押しを受けて、本日Jリーグ戦デビューとなった村上佑介選手。1993年5月16日、Jリーグサントリーシリーズ第1節 ジーコ選手(鹿島)以来となる、Jリーグ169回目のハットトリックを達成しました。しかも、ルーキーのJリーグデビュー戦でとなると日本初、レイソルでも初のDF選手による記録です。
今、桜林広報が「ハットトリック達成」のニュースリリース原稿を隣で作成していますが、レイソルでは2005年7月のクレーベル選手以来3年3ヶ月ぶりということもあって、過去に遡って必死に作っている次第です。こういう嬉しい悲鳴は何度でもいいものです。本当におめでとう!!


その村上選手の偉業を「うらやましいし、アリエナイ」と祝福したという、古賀選手。3試合ぶりの出場となり「試合間隔が空いて、きつかった」というものの、最終ラインの砦として相手FWを抑える仕事をキッチリと果たしていました。
レイソルらしいサッカー、全員で掴んだ勝利。同じく久々の先発出場となった杉山選手について、石崎監督も試合後「コータも、いけるところまでと思っていたがよく頑張った。」と話し、途中出場の永井選手も「素晴らしい活躍をした」と評価。「しっかりDFからというのが自分たちのやり方」と前節ガンバ戦からの流れ・勢いで得た勝ち点3だとコメント。
太田選手も「今日は本当によく走りました。自分でもゴールを決めたかったけど守備に廻りました。」とフォア・ザ・チームを強調していました。


次節は2週間後、札幌戦ととなります。今年を振り返る時に、今日の試合がターニングポイントとなるかどうかは、まだ判りません。我々はまだ「何も達成していない」のです。しかし、間違いなく勝ち点3以上に、自分たちの自信を戻した大事な一戦でした。残り6試合、引き続き選手、チーム、サポーター一丸となって闘ってください。よろしくお願いいたします。では。

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