2008年10月 5日

サテライト湘南戦

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担当:大重正人

大宮の夕べから、一夜。
サポーターの皆様、ご声援ありがとうございました。
どんなことがあっても、自分たちは揺るがない。レイソルを応援し続けるという断固たる決意。改めてチームがひとつになり、強く結びついていることを感じました。

あの勝利から、約17時間後。今日は平塚・馬入ふれあい公園でサテライトのベルマーレ戦が行われました。河川敷の公園では、多くの家族連れが身体を動かしたり、川ではジェットスキー、空にはモーターパラグライダーが飛んでいたり。のどかだけど、人の元気や活気があふれた、すばらしいロケーションでした。お昼前に到着すると、ベルマーレのトップチームが練習を終えたころ。加藤望選手、鈴木将太選手、阿部吉朗選手と元レイソルの選手たちの元気な顔を見ることもできました。

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今日の先発イレブン、トップチームから出場は、加藤、大島、柳澤、大津の4選手。また桐畑選手をはじめ、帯同したユースの選手たちも、昨日の村上選手の活躍をしっかりと見ていたはずです。素直にうれしい気持ち、ちょっと悔しい気持ち、次は自分もやってやろう! まちがいなく強い刺激を受けたことでしょう。

「攻守の切り替えを早くすること」「ハードワークすること」
指揮をとった高橋コーチが、レイソルのトップチームの選手としてやらなければいけない鉄則です。今日、それを見せていたのは、やはりトップの選手でした。大津選手は、90分間最後まで運動量が落ちることなく、攻守にわたって切り替えも速く、ボールを追い続けました。大島選手はユースの後輩と戦うDFラインで「シマは、いちばんたくましかった」と高橋コーチから称えられるほど、力強いプレーでチームを引っ張りました。

試合は、前半にドリブル突破から許した1点をひっくり返せずに終了。試合終盤は、前線からボールと相手に激しく当たって、積極的な戦いができたものの、それまではなかなか前へいけず、もっと前へ、もっとゴールへというアグレッシブさを見せて欲しかった。昨日トップチームが見せた戦いの真髄は、そこにありました。前から前から当たっていく。誰かがチャレンジしたら、その裏を味方でカバーする。そして何より「勝ちたい」という思い。この部分をもっともっと高めて、それをプレーでどう示すか。彼らがトップの選手を脅かすような成長を果たせるかは、ここにかかっています。

11試合ぶりに取り戻した自信。もっと確固たるものに。次の札幌戦まで、2週間。まずは競争です。真価を問われる終盤戦は、まだまだこれからです。