石崎レイソル
担当:大重正人
今朝。その話は選手やスタッフ、フロントにも伝えられました。
でも、今日のチームスケジュールが変わるわけではありません。9時半からのトレーニング。冷たい雨が予報より早く日立台に降り始めていました。士気は高まっているように感じました。古邊コーチが指揮をとってのウォームアップとスピード系のダッシュやターン。
その後石崎監督がバトンを受けて、ボール回しへ。全員が輪になって、そのなかを2人の鬼がボールを狙います。20回パスを繋がれたら、バービーの罰。皆が声を上げ、叫び、そして笑う。
最後までカットできず天を仰ぐチュンソン。。。
鬼を指名する石さんから「次はキムちゃんと大津さん!」
「次はシンイチロウ!」
最後は自らも輪に入って……獲りきれず
スタッフ連帯責任のバービー。撮影協力:『ミノルカメラ』
広報まで罰ゲームをやらされるなんて!? もうビックリです!!
しかもまったく皆についていけず。。。
でも、これが石さんの変わらぬスタイル。作り上げてきた『チーム』です。
スタッフも一緒にひとつになって戦う。
自分はサッカーの素人なのに、こうして仲間として受け入れてくれる。
石さんの人柄に触れたことのあるサポーターのみなさんはご存知でしょう。
石さんは、そんな人です。
確かに今日は特別な日だったかもしれません。だからこそ自らが盛り上げ役になって、明るく元気に声を張り上げ、笑いの源に。選手たちだって複雑な思いを抱えながらも、そんな石さんを目の当たりにして、男の意気を感じないわけがありません。
「ワシは、大分にも神戸にも勝ちたい。天皇杯だってあと3つ勝って優勝したい。だから、みんなの力を貸して欲しい」。この言葉、皆さんにも届いていますか。土曜日のトリニータ戦、まずは一戦必勝です。石崎レイソルとして戦う最後の日立台。積み重ねてきたみんなの思いを込めて、気持ちを込めて、愛を込めて。勝利の凱歌を今ここに!