日常
担当:桜林 舞
9時、
スタッフミーティング。
ケガ人の状況を確認し、明日のメンバーの最終調整。
9時半、
トレーニング開始。
ウォーミングアップから、ボール回し。
試合前恒例のミニゲームで調整。
パラパラと雨が降り出していたものの、
練習中にはカラリとあがる。
少し肌寒い日。
「今日のコートはいつもより小さめ!」
石さんのちょっとしたいたずら。
そのため、ゴールも量産。
赤チーム、黄色チームともに一歩も譲らず3-3。
延長Vゴールに突入。
両軍入り乱れての攻防を制したのは、
赤チーム。
ヒーロー・公文通訳を囲んで、
歓喜の輪。
「ほれ、みんな写真写真!」
選手を促す石さん。
ミニゲームの敗者が一発芸をかけて、罰走。
みんな必死。
「一番手前だったから」
石さんの独断で選ばれたのは村上選手。
「何も準備してないよ。。。」
それでも北嶋選手の笑顔を勝ち取った。
古邊フィジコのクールダウンを終えて、
円陣を組む選手たち。
「明日は今季最後のホームゲーム。
1年やってきた成果を見せよう。
やらなければいけないこと、
やるべきことをしっかりとやっていこう。
サポーターに期待されていることを、
きちんとやりとげよう」
いつも通りの石さんの訓示。
11時、
練習終了。
ふれあいゾーンで、ファンサービス。
メディアの人に囲まれて、取材対応。
あるものは筋トレ。
あるものは治療。
クラブハウスで着替えて、
シャワーにお風呂、
ピアノで昼食。
明日に備えて帰路に着く。
毎週続けられてきた、試合前の1日。
フロントに戻ると、
明日の準備。
広報は、
報道資料の作成、
HPの更新。
運営は、
スタジアム周辺の清掃、
進行の打ち合わせ。
営業は、
売店の整備、
スポンサー対応。
業務は、
月末処理をこなしつつ、
ロイヤルシートの点検。
スタジアムが夕闇に包まれると、
遠くでコーチと子供たちの声。
ユースの練習が始まったらしい。
いつもと変わらぬ、
サッカークラブの日常。
今日が少しだけ特別な日に思えるのは、
明日が今季最後のホームゲームだから。
それだけではないことを、
みんなが知っている。
試合終了後には、
ラストホームゲームセレモニーとして、
キャプテン大谷選手と、
石崎監督の挨拶が予定されています。
万感の思いを胸に、いざ今季最後の日立台へ。