長野からの
担当:大重正人
春の嵐が吹き荒れた一日。AC長野パルセイロとのトレーニングマッチでも、時折雨が混じる中、強烈な風に見舞われる厳しいコンディションでした。後半出場に向けて出番を待っていた桐畑選手は「これ、後半はチョー向かい風じゃないですか!? 前半なら30%増しでキック飛びますよ」。それでも桐畑選手のキックは低い弾道で敵陣へ届くシーンもあり、「いいドライバー持ってるなぁ」と高橋監督がゴルフに例えておどけるほど、すばらしいキックでした。
風上に立った前半、そして強烈な向かい風と戦った後半。パルセイロの選手たちは前線の選手から激しくボールを追って、アグレッシブに動き回る躍動的なサッカーを見せます。若い選手が多かったレイソルは相手の激しい当たりに苦戦、持ち味のテクニックやパスワークがなかなか披露できませんでした。セットプレーから鎌田、大島両選手のゴールで2点をリードするも、風下の後半に追いつかれてしまいました。
「今日は全然ダメです。プロのプレーじゃないです」と悔しさをにじませた武富選手をはじめ、一様に渋い表情だった選手たち。反省するところはしっかり振り返り、でも気持ちは切り換える。若い選手にはなかなか難しいところかもしれませんが、この中から一人でも二人でもトップチームに食い込めるよう、トレーニングあるのみです。
話は変わりまして、AC長野パルセイロは、レイソルにゆかりのあるチームです。コーチには薩川普及部コーチが出向中、またGKにはノグチピント・エリキソン選手が在籍しています。元チームメイトを訪ねるように、近藤選手や北嶋選手たち、さらにはレイソルOBの平山さんまで集合し、ベンチ脇はさながらレイソル同窓会の様相。にこやかに談笑するシーンが見られました。近藤選手のブログには、皆さんとの思い出話さっそくUPされているので、そちらもどうぞ!
そして今日はニュースをたくさんアップいたしました。水曜のナビスコカップ初戦、FC東京戦のイベント「ナビスコキッズイレブン」と「フードコート」。そして、今季もイベントをお手伝いいただく女性イベントレポーターの募集、レイソリスタ(明日月曜も臨時営業!!)で発売した2009年使用の新ストラップなど。そちらもニュースコーナーでご確認ください。
水曜のFC東京戦、選手チャリティーオークションでは新しい試みを始めます。「ナビスコキッズイレブン」と銘打ったお子様向けのイベントを実施するのに合わせて、お子様のお小遣いでも選手愛用グッズがゲットできるように、1万円以下の落札額を出品選手に設定してもらいます。この金額にもっとも近い人が落札!というわけです。サポーターの方から「子供では落札できません」とご意見メールをいただき、石川選手会長に相談したところ「僕もそう思っていました」と賛同してくれました。毎試合ではありませんが、その折にはホームページでご案内いたしますので、奮って「参戦」してください!