レイソルの岐路
本日の担当:横井孝佳
夜なべ中です。作業の手を休めて、今日はオフだけど、広報日記をアップしてみようかな、と。
2日以来、皆さんにお伝えしたいことは多々ある気がするのですが、それをつらつらと綴ればとりとめのないエントリになってしまいそうで。幸か不幸かこれから2週間、毎日日記を書くことになったので、徐々に記していこうかと思います。
本日、J1昇格が正式決定しました。鬼武チェアマンは電話を取った弊社社長小野寺に、「J1で思いっきり暴れてください」とおっしゃったそうです。皆さん! チェアマンのお許しが出ましたよ! 来季はJ2で揉まれて格段にパワーアップしたレイソルの暴れっぷりを、とくとご覧いただきましょう!!! 選手はもちろん、サポーターの皆さんもです。レイソルサポーターの弾け度合い、きっとJ1他クラブのサポーターはビックリしますよ。
今日の夕方、北嶋選手が一家揃ってスタジアムを訪れ、奥様も交えてしばらく話しこみました。ピッチを駆け回る大地くんを横目に。
「ホントにね、今年はサポーターだよ」とキタジ。
「オレが前にいた頃は、必ずしもいい関係が築けてなかった。それが今年は、試合に負けても胸を叩いて選手を鼓舞してくれるし、スタンドを黄色く埋め尽くしてくれるし。どれほど助けられたかわかんないよ」としみじみ。
私もまったく同感です。1年でのJ1復帰を実現した最大の功労者は、間違いなくサポーターでしょう。ゴール裏、バックスタンド、メインスタンド問わず、レイソルを応援してくれる全ての皆さん。文字通りチームの「サポーター」でした。
来季は今年ほど勝てないかもしれない。でも、選手とサポーターとは、もう過去のぎくしゃくした関係に逆戻りすることはない。そう信じています。もちろん、皆さんにはクラブを信頼していただけるに足る情報をできる限りお届けし、改善点を改善する作業も継続していきます。この先どんな状況になろうとも、皆さんがレイソルを心から応援できる、そんな環境をつくっていけるよう、われわれフロントスタッフは最大限の努力を惜しまないことをお約束します。
ここからがスタートです。キタジも言ってましたが、「ようやくあるべき姿になった段階」なのです。レイソルが将来ビッグクラブになるか、人気も実力も今ひとつのクラブになるか。その岐路に立っているという認識を持ち、力を尽くしていきたいと思います。
そうは言いつつも、もう今季の試合は終わったのですから、しばらく余韻に浸っていてもバチは当たりませんよね?
昇格が決まり、続々とお祝いのお花をいただいています。そんな中に、晴れて両目の入ったイエローダルマをおいてみました。心なしか、うれしそうですよね。