2009年6月 9日

ルーキーズ

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担当:河原 正明

今年のレイソルにはルーキーが8人います。大卒の橋本選手に比嘉、酒井、武富、仙石、工藤、山崎選手のユース出身6人組にアデバヨ選手。まぁアデバヨ選手はルーキーなのかは微妙なところですが。
その中でなぜか「ベテラン」と呼ばれているのが山崎選手。先日のナビスコカップ第6節 山形戦でも2試合続けての先発出場を果たしました。試合を振り返りながら少し話しをしたので今日の広報日記は少し趣を変えてショートインタビューを。


2試合連続の先発出場でしたが、今回は暑い中90分間フル出場しましたね。
?「そうですね、(初先発の)神戸戦とは違ってあまり緊張せずにスムーズに試合に入れました。前回は足を攣ってしまったのですが、今回は大丈夫でした。でも暑かったです。」

右サイドでは村上選手をうまく使って、相手の裏を突くという動きが目立っていましたが、試合全体を振り返って自身の出来はどうでした?
?「ムラさんも自分も前を向けることが多かったので、どんどん行きました。そこは上手くできたと思います。失点した場面は、相手FWの動きに釣られて中のスペースが空いてしまい、そこに入られてしまった。シュート前の相手のトラップがうまかったです。自分も追い付けなかったのは残念です。」

後半、ゴール前で決定的なシーンもありましたが。
?「あれは決めたかったです!シュートがGKの正面を突いてしまったので。あれを決めないと。悔しいです。次は決めます。」

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試合前にはゴール裏から山崎選手の応援歌(チャント)が歌われていましたが。
?「すごくビックリしました。嬉しかったです。試合に出場して、活躍すれば作ってもらえると聞いていたので。前節1アシスト(北嶋選手の先制点)をしたのでそれでかと。期待の現れだと思いますけど、さらに頑張らなければいけないと思います。」

最後にサポーターに向けて一言
?「次の試合も出場できるよう、まずは練習からしっかりと頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします!」

高橋監督始め、本当にベテランの北嶋選手などにも「やまちゃんはベテランだから」と周囲にいじられていますが、そのプレーは味のあるプレーというより基本に忠実なプレーといったほうがいいでしょう。中盤で汗をかき、ボールのつなぎ役に徹することができ、守備では最終ラインまで下がってのディフェンスはもちろん、時にはFW起用でも点を取ることができる。ユーティティプレイヤーというのがこれほどピッタリはまる選手も少ないと思います。「当たり前のことが当たり前にできる選手」というスタッフの評価も納得の選手。これから夏場にかけてグッと伸びてくるのではと、活躍を期待します。
ちなみに応援歌の原曲(「愛しさとせつなさと心強さと」篠原涼子・1994年)は知っていた?と尋ねたところ「知っています。」とのことでした。やっぱりベテランは何でも知っているのかな?

さて、入団から半年近くを経て、少しずつ変化の見えてきたレイソル・ルーキーズたち。広報日記では、機を見て彼らの現在を紹介していきたいと思います。

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オフ明けの今日、チームは午前・午後の2部練習でした。緑が濃いピッチで動く選手達。どの選手の顔も気力が漲り、イキイキと輝いています。Jリーグ再開まであと10日となりました。その前に今週末にはナビスコカップ第7節 京都サンガとの大事な一戦があります。決勝トーナメント進出にはもちろん、リーグ戦に勢いをつなげるためにも勝利をすること。練習では選手一人一人が「今何をするのか」ということを意識して、普段より「声」が出ていました。「自らが変わっていかないと」という必死さが伝わってきました。
先日の山形で行われた一戦にも多くのサポーターの方にお越しいただきました。改めて御礼申し上げます。サポーターの皆さんのためにもぜひ、この気持ちを土曜日の京都戦で、勝利という形に表してくれることを期待したいと思います。
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