2009年12月 1日

初陣

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担当:大重正人

まずは、今日のお客様! レイソルで活躍した元韓国代表のユ・サンチョル氏が来柏しました。U-15に所属しているコ・キョンテ選手がサンチョル氏と家族ぐるみのお付き合いをしていることもあり、キョンテ選手を追っているTVクルーが2人の再会を取材に訪れました。練習試合にも顔を出し、ネルシーニョ監督や井原コーチやシジマールコーチとがっちり握手。そして韓国時代、そしてレイソルでも直系の後輩になったパク選手と2人でじっくり話し込み、サポーターの方々にも快く応えていました。

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さて、今日から12月。まだ終わったわけじゃないですが、今年1年は特に早く過ぎ去ったような気がします。いろんなことがあって、出会いも別れもあって、最終的にはJ2降格という考えもしなかった結末になりました。チーム全体としての力が足らなかった、他のチームに対して様々な努力が劣っていたからです。この12月はいま抱えている問題や課題を洗いざらい吐き出して、J1復帰へ向けて進むべき道筋を示さなければいけません。来季に向けて、一日も無駄にはできません。

今日は水戸ホーリーホックとの練習試合が行われました。2010年は同じカテゴリーで戦うライバルです。自分の中では、週末の川崎戦がJ1最終節であると同時に、2010年J2第0節と位置付けなければいけない大切な試合と感じていました。でも今日の試合からスタート、と考えを改めて、今日はJ2マイナス1節の水戸戦です。

結果は2-0の勝利!まずはライバルに対して、トップとかサテライトとか練習試合とか関係なく「勝利」したことが何よりの成果です。ここで敗れてしまうようなら、J1に1年で復帰!なんて胸を張って言えないでしょう。
やっぱり注目して見たのは、武富&酒井のブラジル留学組。共にドリブルを主体にガンガン攻めるプレースタイルは変わりませんが、スピードと力強さが増して、この半年で成長しているように見えました。武富選手は得意のドリブルや相手の裏をついてシュートチャンスを作り出します。酒井選手は足元だけでなく、ディフェンスやヘディングが明らかに力強くなっている。セットプレーからゴールを挙げて結果も残しました。

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水戸の選手たちは、レイソル選手よりも大柄な選手が多く、フィジカルで当たり負けすることも多かった。チームとしてもどうやってゴールまでボールを運ぶか、チーム戦術が浸透していました。今日の試合を見て、J2はやっぱり簡単なリーグではないと痛感しました。今年よりももっともっと個も集団もレベルアップしないと、勝ち抜くことはできないでしょう。選手たちもそれを感じたはずです。昨日、来季J2の概要が発表され、ライバルが1チーム増えました。ギラヴァンツ北九州が加わっての全19チームが、総当たり2回戦の36試合で争います。

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来季ばかりの話になりますが。。。選手の契約や去就について、いろいろな報道や噂がなされています。「今年のメンバーで、来年J1復帰したい!」というサポーター皆様が心配されていることも重々承知しております。チームとしては、選手個人とチームの契約が正式完了した段階で発表いたします。皆様のご心配を少しでも早く取り除けるように、可能な限り早くお知らせできるよう、強化部と連携をとって対応していきます。

最後に、先日もお伝えした、インターン学生さんが今日も日立台に来ました。仕事の最後に今日練習を見た印象や職業体験の感想を書いてくれましたので、広報日記番外編として、一読ください!

担当:松本菜々

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こんにちは、麗澤大学4年生の松本菜々です。インターンの一貫として、柏レイソルで仕事体験をさせて頂いています。今日は、選手の練習風景を見学してきました。

選手の方々の声がグラウンドに響きわたっていて、とても良い雰囲気だなというのが第一の感想です。午後から練習試合のある選手は別メニューで、その他の選手はミニゲーム形式の練習を行っていました。そのゲームの様子をカメラで収める仕事も体験しました。普段写真を撮る時と違い、今日はとても緊張しました。選手を間近で見て、次節の川崎戦に対する意気込みを感じ取ることができたのが良かったです。

練習後、杉山浩太選手のインタビューに同伴することができました。杉山選手が「サポーターのために頑張りたい」、「自分が試合に出て活躍することで柏レイソルというチームに恩返しがしたい」とおっしゃっていて、柏レイソルの選手の熱いハートが感じられ、誰かのために一生懸命になる姿ほど素敵なものはないなと自分自身改めて思いました。

インターンを始めて4ヶ月が過ぎようとしています。今までさまざまな業務を体験させていただきました。選手と近い距離での仕事は今日が初めてだったのですが、選手の一生懸命な姿を見て、これからも職員の一員としてまた、ファンとして柏レイソルを応援していこうと強く心に誓いました。