2009年12月 8日

アウォーズ

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担当:大重正人

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今日は、Jリーグアウォーズに行ってきました。今年の参加選手は、大谷、菅野、大津の3選手。これまでの激しいシーズンを終えた選手たち、控え室では一転して和やかムード。レイソルのスペースには、モンテディオの清水選手と長谷川選手が座って会話が弾みます。他のクラブの親しい選手と談笑する姿がいたるところで見られました。

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慣れないタキシードを着るところから大変、手伝わなければいけないこちらも不慣れで……広くはない更衣スペースでなかなか悪戦苦闘しましたが、いざ舞台に立てば、他のクラブに負けていない凛々しい3人組でした!!

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レイソル関係の表彰は、元レイソルの加藤望氏が功労選手賞を受賞されました。おめでとうございます!その他ベストイレブン、新人賞、フェアプレー賞、ベストピッチ賞などの表彰はなく、残念ながら1件のみ。J2の来季はなかなか大舞台に立つ機会が少なくなりそうですが、一日も早くJ1に復帰して、選手たちに華やかなスポットライトを浴びてほしいですね!

その他のピックアップ。
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すべての表彰のあと、全選手が壇上へ上がったシーン。これはFC東京サポーターのみなさんにも見てもらいたいシーンです。大谷選手と石川直宏選手ががっちり握手。試合中の不運な接触で石川選手が負傷してしまうアクシデントがありましたが、実は、あの試合のあと、大谷選手がミックスゾーンで石川選手を待っていたところ、同じような光景を目撃しました。石川選手の振る舞いは今日も変わらず「フェアプレー」ですばらしいものでした。

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式典後の取材にて、大津選手はスカパーの取材で「来年はチームの中心になれるよう、もっともっとチームを引っ張れるようにならないといけない」と決意表明。懇親パーティーでは札幌の石崎監督と思い出話に花を咲かせていました!

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さて、お話ががらりと変わりますが…先日のフロンターレ戦、大変な雨と寒さのなか、ご来場いただきまして誠にありがとうございました。
そのなか、バックスタンドにて川崎サポーターが水色のグッズを着用して応援しており、これに対して多くのご意見やご要望をいただいております。

バックスタンドは今季から「ホーム化」しており、「ビジター側の応援はできない」という原則ルールを新しく設けました。
/cheer/rules/visitor.html (HPの観戦ルール)
「なぜ水色のポンチョを着ているのか」「双方が隣同士でトラブルの要因になる」などご意見がありました。疑問やご不便を強いる結果になりましたことをこの場で皆様にお詫びいたします。

改めて説明をいたします。原則、ビジターグッズ着用は不可です。具体的にはレプリカユニフォームや、タオルマフラー、Tシャツなど、ビジターチームのマークやロゴ、チームカラーの物と規定しています。ただし、雨天時にはスタンド内での傘を指す行為は禁止となるため、ポンチョのような雨具については例外と考え、着用可。応援に関してはご遠慮いただくよう、告知させていただいております。先の最終戦。ポンチョに関してはルール上はOK、タオルマフラーを振り回したりする行為については、グッズ持ち込み&応援禁止のマナーをお守りいただけませんでした。

いろんな問題点があったと思います。雨具のルールに関しては、ビジター側ルールページのみの表示で、レイソルサポ側への認知と理解を求める告知が足りていませんでした。応援行為については、相手側への告知不足ならびにマナー違反でもあるし、また試合当日の試合運営管理が行き通っていませんでした。そもそもホーム側チケットを先にレイソルサポーターで完売させるようにできなかったチームの責任もあります。ファンクラブ会員先行販売期間を1週間からもう少し伸ばすとか、販売方法を改善すれば避けられることかもしれません。そもそもスタジアムに屋根があれば、雨具に関する心配など必要ありません。

「ビジター雨具のみOK」についてはご容赦いただきたい理由もあります。たとえば全ビジターグッズ着用不可として、それを知らずに来場された方がいたとします。雨がどんどん強くなって、雨具がなければ観戦できないようなどしゃぶりに。そんな中、チームカラーのポンチョしか持っていない方に、果たして「それを脱いでください。脱がないと観戦できません」と言ってよいものなのか。ホームのサポーターが一番大切であるのは間違いありません。ただ、だからといってビジターサポーターを無下にしてよいのか。そんなことは決してありません。ビジターサポーターもチケットを買ってご来場いただいた大事なお客様です。自分たちだけ良ければいいではなく、ホームチームだからこそ、相手を思いやる気持ちも必要だと思います。

これは一例です。あるルールを設けて、その結果、こんな悪いことが起こった。ならばよく考え直して、いいところはそのままで、悪いところは新しく変えよう。このサイクルを繰り返すことで、観戦環境だけでなく、チーム強化だって進むはずです。まずは今年の反省点を皆様にお知らせすること。そして改善していく方法を示すこと。その機会が来週のイエローハウスであり、来年1月予定のサポカンになります。

最後に8日のトレーニングから、メンバー指定となります。橋本、村上、大津、比嘉、酒井、武冨、仙石、工藤、山崎、アデバヨ、茨田、田中の12人が基本参加予定です。その他は自主的に参加したり、リハビリや治療に専念する選手もいます。以上、お知らせでした。
更新が遅くなり申し訳ありませんでした。