仕事納め
本日の担当:横井孝佳
柏レイソルは本日が仕事納めでございます。お昼過ぎから納会が始まり、無茶苦茶な飲み方をしてさっきまで寝込んでました。一度は起きて、契約更改合意選手の一覧をアップしたりもしたのですが・・・。デイリーレイソルの更新は遅れてしまいました。深くお詫び申し上げます(今年の年末は、飲み絡みで謝罪してばかりですね。ホント申し訳ございません)。
14時には佐藤由紀彦選手の完全移籍をリリース。コレはもうね、ホントにうれしいです。かつては「東京のベッカム」「ハマのプリンス」と異名をとったスター。しかし今では、チームの精神的支柱になり得るいぶし銀のベテラン(と呼ぶのは失礼ですが、若いチームなので相対的に年長者になるのです)。試合後のコメントを求めるといつも、こちらが唸らされるようないい言葉が返ってくる。若い選手はぜひお手本にしていただきたい、広報として本当に頼りになる選手です。
契約更改選手の一覧は、あくまでも現時点のリストです。たぶん年内の進展はないと思いますけど、年明けにはまた契約交渉が復活しますので、更改が合意に至った選手、選手の移籍動向などがございましたら、随時お知らせいたします。パッパラーさんはじめ、サポーターの皆様をやきもきさせてしまって申し訳ございませんが、竹本GMはじめレイソルの有能な強化部を信じてお待ちください。
明日以降も出社する予定ですので、気が向いたら(何様だ!)広報日記も更新するかもしれませんが、ひとまずこれにて今年の更新は最後とさせていただきます。皆様、どうかよいお年をお迎えくださいませ! 来年も柏レイソルに、熱いご声援をお送りください!
・・・ここから先は、私から種蔵里美さんへの私的な“ラヴレター”ですので、興味のない方は読み飛ばしてください。
種ちゃんへ
本部室裏で寝込んでて、起きたら種ちゃんの姿がなかった。
私物がすっかり整理された、がらんとした机を見て、想像を絶するような喪失感に襲われてます。
種ちゃんは同僚であり、戦友でした。クラブが決していい状態ではないときに一緒に仕事を始めて、今日まで、二人三脚で突っ走ってきました。クラブとサポーターをつなぐ架け橋になり得る、広報という仕事の重要性を二人で認識して、共有して、足りない部分を補いあって。
いろんなことを思い出します。
2004年の10月3日、雨の横国でのマリノス戦。僕がレイソルに来てから、3ヶ月経って初めての勝利。ホイッスルが鳴り終って、振り向いたら、種ちゃんが眼に涙を浮かべて右手を差し出していた。あれには泣かされました。
種ちゃんも書いてたけど、サポカンの議事録を起こしたことも思い出深い。眠眠打破を大量に買い込んで、「これを朝までにアップすることが、サポの皆さんへの誠意だよね」と声を掛け合って、ひたすらキーボードを叩いたよね。
まだまだ道は半ばだけど、レイソルはいい方向に向けて走り始めてる。もちろん、選手や他のスタッフの力は大きいし、サポーターの皆さんの力によるところも大きい。でも、種ちゃんの果たした仕事は、とてつもなく大きい。
これからは種ちゃんと僕とで目指してきたものを、新しくやってくる担当と一緒に実現できるように、微力ながら精一杯尽くします。
本当に本当に本当に、ありがとう。
種ちゃんの未来に幸多かれ、じゃなくて幸ばっかりありますように。
またどこかで。