2010年1月23日

船出

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担当:大重正人

今日は、2010年最初の大きなクラブ行事、新体制発表会&サポーターズカンファレンスを開催いたしました。1500人を超えるサポーターのみなさま、寒い中にもかかわらず、足をお運びいただいて、本当にありがとうございました。

今日の発表会に参加したのは、アルセウ、レアンドロ、吉原慎也、林陵平、田中順也、茨田陽生、川浪吾郎、エフライン リンタロウ、の8選手。
控室では緊張気味のルーキーズが多い中、話の中心にいたムードメーカーは、なんとアルセウ選手でした。「ナンサイ?」とみんなの年齢を聞いてまわり、アルセウは?と逆に聞かれると「ニジュウニ!」と日本語で返事。「25でしょ!」と田中選手が突っ込むも、「顔はニジュウニ」と言って、かわいらしい顔で周りをなごませていました。

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残念ながらこの場に来られなかった渡部博文選手。あいにくのインフルエンザで欠席でしたが、そのかわりメッセージをご紹介しました。
「専修大学から来ました渡部博文です。今日は、皆さんの前で挨拶できず、とても残念です。レイソルには2年前から強化指定選手としてお世話になっており、強い縁を感じています。
今年はJ1昇格のために自分の持っている全ての力、チームに貢献したいと思います。その為にもチーム、サポーターの皆さん一丸となって戦っていきましょう。一年間応援よろしくお願いします!」

まずは、ネルシーニョ監督から、今年のスローガンの発表です。

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Vitoria。英語でいえばVictory。ポルトガル語で「勝利」という意味です。監督がこの言葉に込めた思いを語ります。「すごくシンプルな言葉だけど、これを手にすることは簡単ではない。まずみんながそれを自覚しなければいけないのです。そして『勝つこと』に慣れて、勝利とともに生きていこうという気持ちで決めました」。ここで監督が粋だったのは、「ここにいる皆さんで『Vitoria』と声に出していってみましょう」と呼びかけたこと。司会の岡田亜紀さんの音頭で「ヴィトーリアッ!!」と2回。場内をたったひとつのアクションで、ググッとまとめあげました。やはり百戦錬磨のネルシーニョ、闘いの厳しさを訴えつつ、「チームとサポーターが一致団結して闘えば、必ず成功できる」という暗示をかけられましたね!!

続いて選手たちが壇上へ。8人もいれば、個性もバラバラで言葉の節々にいろんな性格が見えてきます。吉原選手は落ち着き払ったさすがの経験者、さわやかナイスガイの林選手、意外と緊張していた田中選手に、「歴代の選手は気にしないで、20番を自分の番号にしたい」とおとなしげながらすばらしい抱負で沸かせた茨田選手。

他の選手のコメントにうまくかぶせて笑いを起こした川浪選手、「今年はレイソルでたくさん試合に出る夢を見た」とまじめな一面ものぞかせたアルセウ選手、それよりももっと実直そうなレアンドロ選手、慣れない日本語で必死に言葉を紡ごうとしたリンタロウ選手。レイソルのためにチームに残ってくれた昨年からの仲間を合わせた31人が、輝ける未来を信じていま新しいスタートラインに立っています。

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第2部のサポーターズカンファレンスには、マッチデープログラムなどに執筆いただいているフリーライターの鈴木潤さん、そしてチバテレビでの試合実況やDVDナレーションなどでご活躍中の桑原学さんが加わってのディスカッション。
・J2降格に至った2009年の反省
・移籍選手の経緯
・J1復帰へ向けたチーム作り
・スタジアムのホームビジターの分離
・ホームタウンとの関わり
などが主な議題となり、意見交換を行いました。最後にはサポーターの方から直接ご質問をいただき、その場でお答えさせていただきました。議事録については、来週早々にホームページとモバイルで掲載する予定ですので、いましばらくお待ちください。

最後に、本日ご来場いただいた皆様に選手一覧表を配布致しました。そのなかで選手のポジションについて訂正がございます。FW澤、MF大津、FW田中、FW工藤、MF山崎でポジション登録する予定となっております。この場を借りましてお詫び申し上げます。