グアムキャンプ4日目
担当:河原 正明
昨日の夕方からオフィシャルカメラマンの飯村さんがグアム入り。主に3月発売予定のイヤーブック用の写真撮影をしもらいます。「思ったより日差しが強すぎないので、写真撮影にはありがたいです」と話すように、湿度と気温は高いのですが日差しが「痛い」ほどではありません。柏は今日も雪混じりのようですね。寒い日にムカっとくる話ですみません。
今朝は早速撮影に。チーム全体は午後の練習試合のみなのですが、シジマールGKコーチ率いるGK陣と一部選手がフィジカルトレを行いました。「ヘーィ!キリィー!!」とあの独特の掛け声が響きます。
川浪選手が新人研修から戻るまで3人のGK陣ですが、鉄の結束で日々切磋琢磨しています。食事も大概同じテーブルに付く事が多く、3人+栗澤選手というパターンをよく見ます。
食事は大事なコミュニケーションの場。「ああ、こういう考えなんだ」「こういうことに悩んでいる」「こうして欲しい」などなど、今年のチームメンバーの個性・人柄をいろんな選手と話すことでうかがい知ることができます。
この話はまた別の機会にするとして、今日は初の対外試合でした。ネルシーニョ監督は試合前のミーティングでこう切り出します「練習試合をただの『練習』で終わらせない。対外試合は紅白戦とは違う。大事なのは自分たちのサッカー。常に味方のことを考え、チームで自分が何を求められているか。それぞれが自分の役割を全うしよう!」。
始動からここまでで積み上げたものだけではなく、昨年からのベースの上に積み上げたもの。これをどうゲームで表現するか。ここが今日のポイントです。
ちなみにレフェリーはシジマールGKコーチがなんと90分間務めました!
試合は0?1での敗戦でした。しかし、悲観する内容では決してなかったです。もちろん体力・戦術的にも完成していないチームではありますが、戦いの中での意思の統一がもたらす決定機では質・量で負けてはいなかったと思います。
澤選手は「久々の実戦で、思った以上に動けた。(昨年手術した)足首も状態が良く、調子が上向きです。やれる手応えを感じています」とコメントを。一方、パク選手とのCBコンビで前半を無失点に抑えた近藤選手は「まだ1戦目、そう考えれば悪くはなかった。その中でも課題も見つかったので、みんなで話して改善していきたい」と話し、前半終盤に2度の攻め上がりで好機を作り出した橋本選手は「最後の15分は自分のいいところを出せて、攻撃で思い切って上がることができた。試合の最初は中途半端な動きで、井原コーチにはこれを最初の30分も続けるように、と言われました。残り4試合でしっかりやりたいです」とそれぞれに手応えと反省点を見つけていたようです。
結果は残念でしたが、まずは初戦がけが人もなく無事に終わったことに安堵しています。次の練習試合は土曜日にコンサドーレ札幌戦になります。
今日の一枚。試合前のパク選手。カメラに向けて最高の笑顔でした!がその後に・・・。詳しくはフォトギャラリーも見てくださいね!では明日!