2010年2月10日

グアムキャンプ11日目

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担当:河原 正明

「早く日本に帰って子供の顔を見たい」 こうぼやく選手も出始めてきました。長いグアムキャンプもあと3日。しかし、これで長いなんて言ってられません。実は1995年Jリーグに昇格した当時のレイソルは1ヶ月近くブラジルでキャンプを張っています。その当時のスタッフから聞いた話では「ほとんど毎日が雨で練習にならなかった」そうで。まあ今考えればその時期のブラジルは雨季なのですが。それに比べれば雨で憂鬱な気分にならないだけましではないでしょうか?

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今日の午前中、昨日の練習試合 対大宮戦に出場した選手はリカバーで軽めの練習でした。午後は昨日に引き続き練習試合、対ガンバ大阪戦でした。相手は天皇杯を連覇し、ACLにも出場するJ1の強豪ガンバ大阪。レイソルは昨季のレギュラー組を中心にした布陣で挑んだ一戦でした。今日は出だしこそ互角だったものの疲労のピークにある選手が多い中、動きに精彩を欠く場面が多かったように思えます。「今日は疲労度合いを見て出場時間を決める」と試合前から監督が話していた通りに、後半開始時に澤選手と橋本選手が、さらに後半15分には予定通りにスタメン全選手が交代しました。
 一方代わって出場した選手たちは、殆どが昨日の大宮戦に出場していた選手。午前中もリカバーで体を動かしていましたが、連戦の疲れもものともせず、チーム全体の運動量も上がります。
 後半に挙げた同点弾は、左サイドを上がった山中選手からのクロスが、斜めに走りこんできた山崎選手の胸にピタリと収まったもの。そこから相手GKの動きを冷静に見てワンフェイクでかわしゴールに流し込みます。試合後「あのトラップとかわしは素晴らしかったです」とチームメイトの仙石選手が話していましたが、本当にベテランらしい(笑)落ち着きぶりでした。ここからはレイソルも相手陣地で攻めるシーンが多くなります。しかし、残り1分で中央を突破されゴールを奪われてしまいます。そのままタイムアップ。反省と課題を口にする選手が多かったのですが、もったいない試合でした。

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 こちらはレイソルアカデミー(下部組織/U-10 〜18 )の先輩後輩の写真。後姿は大谷選手と桐畑選手。こうしてみると16歳の山中選手から26歳の近藤選手までアカデミー(下部組織)出身・在籍の選手が13人もキャンプに参加しています。これはおそらくですが今年のJクラブでも上位の方だと思います。そしてこのキャンプ中での練習試合での得点は大宮戦での田中選手以外は、全てアカデミー出身選手が挙げています。キャンプ前の国士舘大戦も入れると実に9得点中8点にもなります。またアシストも多く挙げています。まだまだ試合の途中で出場する選手が多いのですが、共通して言えるのは一人一人が献身的であること。この伝統がチームで生き、台頭してくることで明るい未来はやってくるはずとキャンプを通じて強く思います。
 
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 さて、本日「第1回ホームゲームチケット販売のお知らせ」をご案内しました。よろしくお買い求めいただきますようお願いいたします。その中で現在実施中の「『アソシエイツ』紹介キャンペーン」に関してご質問が多いようです。今回のキャンペーンでの特典チケットは、第2回販売分以降の試合となります。また、対象の方にはチケット販売日前までに各自にご連絡いたしますのでよろしくお願いいたします。
 グアムキャンプも残り3日となりました。あと3日広報日記にもよろしくお付き合い願います!では