2010年2月13日

グアムキャンプ13日目

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担当:河原 正明


長かったキャンプもいよいよ明日で最終日。今日は午後に総仕上げとなるガンバ大阪との再戦が控えていることもあり、午前中は指定メンバーのみのトレーニングでした。
そして午後の試合、スコア上では見事な逆転勝利でした。ネルシーニョ監督も「ガンバというクオリティの高いチームと、いい内容で自分たちのプレーを見せることができたのは良かった。しかし、柏に戻ってからやらなければいけないことも見つかった。そういう意味でも収穫の多い試合だった」と振り返っていました。
確かに結果だけを見れば勝利でしたが、前半と後半でそれぞれ問題も見つかったようです。強豪ガンバ、ちょっとしたスキやミスを見逃すはずはありません。しかし、ここで課題が出たことは良かったとネルシーニョ監督も前向きに考えています。
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一方後半出場したメンバーは試合前「前半の流れを持ちこむな!」と小林選手が掛け声をかけて円陣を組んで出陣を。試合前から気合が入っていたとは古邊フィジコ。「アップの時に『3点取ろう』と誰かが言ったら『3点では勝てないだろ?』と返していた。俺も『4点取ろうぜ!』と送り出したけどまさかに4点とって逆転するとは思わなかったよ」と話すように、ここがチャンスとばかりにPRして選手たちが素晴らしい活躍をしてくれました。
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柏に戻っても出場チャンスが必ず来ます。その時までに牙を磨いているヤツがどれだけいるのか。選手だけでなく、監督・コーチ陣も開幕まで切磋する日々が続きます。

 長期滞在でなくても普段から選手のケアを担当しているのはメディカルスタッフとトレーナー陣。練習・試合後には多くの選手がトレーナールームを訪れます。
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 全ての選手をマッサージ終えると日付が変わっている・・・なんてこともしばしば。それでも朝は7時に揃って朝食ですので、睡眠時間を削って選手のために、日々全力を尽くしてくれています。
 そんなトレーナー陣も先ほどまで出発の荷造りに追われていました。治療器具やマット、全て日本から持ち込みです。「どこにいても同じ環境を作ること」これが彼らのプライドです。そんな空間だからこそ選手たちも自然と集まり、雑談や時に悩み相談などリラックスして話せる場所、それがトレーナールームです。
もちろん日々のケアが大事、今キャンプでは疲労や軽い怪我で一時的に戦列を離れる選手はもちろんいいましたが、概ね全選手が14日間参加できたのはこのスタッフたち(トレーナー+メディカル)のおかげといっても過言ではないでしょう。
無事明日帰れることを祈りつつ・・・ケガだけがないことを願います!では