2010年2月13日

グアムキャンプ最終日

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担当:河原 正明

 さきほど無事日立台のクラブハウスに戻ってきました。使い古された言葉ですが、長かったグアムキャンプも終わってみるとあっという間。寒い柏に帰りたくない、という思いもある反面、早く家に帰りたい というのも選手の多くの正直な気持ちです。それでも成田に降り立つと小雪交じり・・・そんな中でもグアムの余韻を引きずった選手も。
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 今日の練習の冒頭に監督は「このキャンプをみんなの理解と協力で、大きなケガ人もなく終えられたことを感謝したい」と選手たちにメッセージを。たしかに数人が別メニューでの調整をする場面もありましたが、「疲労やけが人もいるが2週間もキャンプをすれば良く起きる事、普通だよ」と意に介していない様子でした。このキャンプを総括しては「必ず強いチームになる。自信を持っていい」その裏づけは「計画していていたことを全てできた。選手たちも肌で感じていると思う」と仕上がりが良い状態であることを強調していました。
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 また、エドワルド・フィジコもフィジカル面では「キャンプ終了までは順調に来た。柏に戻ってから月末くらいまでは『キャンプの続き』のイメージでフィジカルも上げていく」と話すようにまた日立台で基礎体力作りも併せてのトレーニングが続きます。
 
 昨日の練習試合の疲れを考慮し、今日の練習はリカバリーとしてランニングのみとなりました。で、そのランニングですが30分間でOKだったのですが、ホテルの外周を走っていたある一団は5分ほど遅れて競技場に戻ってきました。「遅いんじゃない?」と訳を尋ねると「みんなでグラウンドに引き返そうとしたところで監督に遭って『vamos!(もっと頑張ろう!)』と言われて。それは行くしかないよね」と藏川選手の話にみんな大笑い。ちなみにコースはかなりアップダウンもあるのですが「監督にかなり(近くまで)迫られた」そうで、選手もその走力に驚いていました。
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走力といったらキャンプを支えてきたこの人たちを忘れてはいけません。井原ヘッド、古邊フィジコに布部コーチ。コーチという立場上、ほぼ毎日選手と一緒にプレーをします。「今年一年を闘う体力」を作るのはもちろんですが、「気持ちを強く」ということで、どんなにキツイ練習の後でもランニングをし、キャンプ中「延べ160km以上は走った(古邊コーチ)」と豪語するほど。いや、本当に毎日走っていたのですよ。「俺らが動けない訳にはいかないから」という責任感の強さがチームを下支えし、選手を引っ張っていくのです。14日間お疲れ様でした!
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2日間のオフのあと、開幕に向けて柏で再始動します。明日・明後日は広報日記もお休みさせていただきます!2週間拙文にお付き合いいただきありがとうございました!では、うちに帰りまーす!!