2010年3月16日

ジャイキリカレーパーティー

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担当:大重正人

今日、次回のホームゲーム、21日福岡戦のフードコートニュースをリリースしました。前にもお知らせしましたが、講談社のコミック誌モーニングで人気を集めているサッカー漫画「GIANT KILLING(ジャイアントキリング)」とタイアップしたイベントです。劇中に登場する隅田川スタジアムのモデルは、なんとわれらが日立台、日立柏サッカー場です。ジャイキリを読んだことのない方でも、イラストを見れば一目瞭然ですよ!取材にご協力させていただいたご縁で、昨年から「ジャイキリシート」という特別招待席も設けていただいております(モーニング誌上、またはホームページで応募できます)

ジャイキリの簡単なあらすじを申しますと......イングランドの5部チームを率い、強豪チームを次々と破る大物喰い(=ジャイアントキリング)を成し遂げた主人公・達海 猛監督。彼の古巣であるETU(イースト・トウキョウ・ユナイテッド)は長年の不振にあえぐなか、生え抜きの元スター選手である達海に再建を託す。普通の監督では考え付かないようなアイディアと、どこか不思議で強烈なカリスマ性で、弱かったETUを劇的に変えていく......。J2からの再起をかけるレイソルにも重ね合わせてしまいます。

開幕5連敗を喫するも、達海の手腕で勝利をつかみとり、自信を取り戻していくETU。しかし強敵の川崎フロンティア戦を前に、精神的支柱の村越を累積警告で、10番のエース・ジーノを故障で欠くピンチに立たされます。そんなピンチにもかかわらず、達海が唐突に「カレーパーティーをやるぞ!」と言い出すのです。「どうかしてるぜ!?」と不満げな選手たちを口車に乗せて担ぎ出し、みんなを巻き込んで開いたカレーパーティーですが......。

レイソルでは、これまで「レイソルホームパーティー」と題して、スタジアムイベントを開催してきました。スタジアムはみんなが集まる「家」、その家に集まる人々を「レイソルの家族」として、試合前のひとときをおもてなししたいという思いを込めて名付けたものです。今回は、日立台に縁のあるジャイキリの力をお借りして、フードコートでのスペシャルタイアップカレー6種類の販売、オリジナル複製原画展、キックターゲット、そしてETUの河童マスコットのパッカくんがJリーグ初登場など、みなさまに存分に楽しんでいただけようなイベントを企画しました。

なぜ、このイベントを企画したのか。このイベント、ジャイキリ89話の一節を通して、サポーターのみなさんに、伝えたい思いがあるからです。

その89話、選手とサポーターが一緒になってカレーを食べている光景を見て、達海が後藤GMに話しかけます。

「選手も フロントの人間も 地元の人達も
食堂のおばちゃんも ジュニアのコーチも
皆いっしょになって ひとつのことを共有してる

これがクラブだよ 後藤

ピッチに立ってプレーするのは11人...
でもそれだけじゃリーグ戦の長丁場は戦えない

ベンチ フロント サポーター クラブに係わる沢山の人......

そのすべてが同じ方向を向いて 同じ気持ちで戦うんだ

それが出来りゃ ETUは もっともっと強くなる」
(89話から引用)

「それが出来りゃ 柏レイソルも もっともっと強くなる」
J2を戦う今だからこそ、J1復帰へ向けて力を結集しなければいけない時だからこそ、カレーパーティーを通して、この思いをみんなで共有して2010年を戦っていきたいのです。

チームは、カレーパーティーでサポーターをおもてなしする。
サポーターは、力の限り選手たちを応援する。
選手は、ピッチで最高の勝利をサポーターに届ける。
3月21日、レイソルのみんなで素晴らしい一日にしましょう。