2010年3月28日

恩返しの初ゴール

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担当:河原 正明

 まずは底冷えのするスタジアムで、最後まで声高らかに選手を応援していただきました皆さま、ありがとうございました。またTV観戦されていた方もありがとうございました。東京ヴェルディに2?0で勝利、これで3月の4試合は負けなしで終えることができました。

 2試合連続でチーム初ゴールの選手が生まれることは、確実に勢いをもたらします。まずはレアンドロ ドミンゲス選手。待望久しいゴールです。「林選手が良いボールをくれたから」とチームメイトに感謝をしていましたが、相手GKの股間を抜く技ありのシュートでした。嬉しいことが続きます。実は来週には家族がブラジルより来日します。「家族のために捧げたい」そういって笑顔を見せてくれたレアンドロ選手、心強い家族が傍にいることでますます良いプレーができる環境となることでしょう。彼の本領はまだまだこれからです。
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 そしてもう一人。林 陵平選手。メディアからも注目されていた古巣対決。「レイソルの勝利のために戦う」と誓った通りに、今日は1ゴール1アシスト、チャンスを逃しませんでした。最初のアシストも「レアンドロ選手が良く見えていた。うまくアウトサイドでパスを出せた」と話すように冷静に得点機を演出しました。しかしゴールシーンは「興奮してよく覚えていないです(笑)。(パフォーマンスは)体が反応していた」と話すように自然と両手が背中の17番を指し示していたようです、「俺がいるだろう」と。その姿はしっかりと皆さんの目に焼きついたことでしょう。思い入れのある古巣にしっかりと「恩返し」ができました。
 大津選手も今季初出場を。ようやくケガから回復し、体調を整えての出番。「試合勘がまだまだです。もっと自分らしいプレーを出していかないと」と反省しきりでした。ケガ人が少ない現在、攻撃陣の出場争いもますます厳しくなっていくことでしょう。

 一方ではこれで3試合連続完封。ですが守備陣はまだまだ課題があると口にしています。監督も「試合の入り方については、(復帰してきた選手が多いので)コンビネーションが少し足りなかった」としっかりと分析しています。それでも「(前半がダメなら)次のプランがあるし、持ち直せる」と采配に自信を覗かせます。今日も途中投入の選手が得点やチャンスに絡んでいます(2点目も茨田選手のクロスから!)。さあ誰が出場するのか?指揮官の次の「一手」が楽しみな次戦です。

 残念なお知らせも。「ダノン・ネーションズカップ2010 日本大会」本日行われた川崎フロンターレとの準決勝は、0?0の引き分けでPK戦に。惜しくも敗れてしまいました。多くのスタッフも訪れていただけに、残念でした。しかしU-12は良く頑張りました。次の大会こそ雪辱を果たそう!

 さて、明日は日立台で練習試合 対流通経済大戦です。今日の試合に出場ならなかった選手、あるいは消化不良の選手・・・次節水戸戦へ出場するのは誰か、興味深い一戦です。皆さまには申し訳ございませんが施設休館日のため、管理の関係上ご見学できません。何卒ご了承願います。では。

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