流大戦
担当:大重正人
アビスパ戦のヒーローは工藤選手。
昨日のヴェルディ戦は林選手。
では、次はいったい誰か!?
今日の流通経済大学との練習試合は「次はオレの番だ」という気概に燃える選手たちの好アピールがビシビシ伝わってくるような内容。スコアは7-1のゴールラッシュでした。
1点目は、菅沼選手のクロスを林選手が得意のヘッド!2試合連続ゴールです。
2点目は、サイドで起点を作って、最後はするすると上がってきたアルセウ選手がセンターから豪快なシュート!
3点目は、比嘉選手のすばらしいカットからカウンター。田中選手のスルーパスをリンタロウ選手が得意の左足で。
4点目は、山崎→比嘉とつないで、最後はまたもアルセウ選手。今度はエリア外からアウトにかけた豪快なミドルシュート。後からその軌道を見ていたのでしょう、古賀選手が思わず「オォォ!!」と声を上げるほどの見事な一発でした。
5点目は、浮球を胸でトラップした田中選手、エリア外から豪快な左足のミドル。
6点目は、自陣のセットプレーピンチから一転カウンター。村上選手がくさびのリターンを受けてドリブルで独走。相手をかわしてシュート体勢から粋なラストパス。これを田中選手が決める順大ゴール!
最後は、古賀選手。CKのクリアを拾った仙石選手の正確なクロスを、高いヘディングで合わせました。
流れのなかから生まれたゴールばかり。DF陣の足も最後まで衰えることはありません。トップチームの試合もそうですが、今季のレイソル選手たちは、相手に走り負けるような試合がほとんどありません。エドゥーコーチをはじめとするコンディション調整がうまくいっている証拠でしょう。土曜日のミニゲーム、そして今日と比嘉選手のディフェンスへの出足の良さも光ります。クロスバー直撃の惜しいシュートもありましたからね。
先週の早大戦に続く大勝ですが、トレーニングマッチでここまで続けてゴールを奪えることはそうそうなかったように思います。もちろん藏川選手、アルセウ選手、菅沼選手、村上選手などJ1経験のある選手が出ているのだから当たり前かもしれませんが、総じてチーム全体の力が底上げされているからこそだと感じます。ネルシーニョ監督は、今日のプレーの良かったところ改善すべきところもしっかり見抜いていることでしょう。今週の練習でもらったチャンスを、試合出場へつなげられる選手が何人いるか、とても楽しみです!