天の川に願いを
担当:河原 正明
アニョハセヨ。韓国キャンプから帰ってきたチームは、久々の日立台での練習でした。グラウンドの緑はさらに濃くなって選手を迎えていました。梅雨らしい変りやすい天候の中、多くのサポーターの方が練習場に訪れていました。今日は七夕。去年は近藤選手と杉山浩太選手(現:清水)のW入籍とおめでたラッシュの七夕でしたが、今年からはこの選手の誕生日でもあります。
渡部 博文選手は今日で23歳に。午前練習終了後、手には大きな袋を抱えてクラブハウスへ。バースデープレゼントをゲットしてこの笑顔です。「23歳になったからといって、大きくは変らないです。今まで以上に試合に絡めるよう、いい準備をしたいです」。トレードマークとなった「ヒゲ」と精悍な風貌で実年齢より少し上に見えるのですが、まだ大卒の新人選手、謙虚に抱負を述べてくれました。
新人と言えば、昨日北嶋選手が柏市からの要請で、同市の新規採用職員の方に講演を行ってきました。依頼を受けるにあたっては「社会人経験の無いオレでいいの??」と相当悩んでいました。が、いざ本番前にはしっかりと原稿を書き上げてくるあたりは、さすがはチームキャプテンです。
会場は4月に市内にオープンしたばかりの柏市総合保健医療福祉施設「ウェルネス柏」会議室。中には123名の新人職員で満員、熱気と人いきれがすごかったです。
実は、今回の講演はあくまでも新人研修の一環。2日間の研修の最後を締めるプログラムなのでした。そうと知ったキタジ、さらに緊張と熱気におされて汗が止まらない。話も止まらない。
自身がプロ選手になるまでの道のりだけでなく、今も続くケガとの戦いの日々に立ち向かっている話を披露。アクシデントで立ち止まるたびに気付くのは「自分は本当にサッカーが好き」ということ。良い時も、悪い時もあったがいつも周りに支えられていたこと。トレーナー、チームメイト、ボランティアスタッフ・・・「いろんな人のおかげでサッカーができる喜び」そこで得たもの、気付いたこと。キタジは常に感謝の気持ちが大事と話していました。
講演の最後には「レイソルもまちのみなさんのために頑張ります。だから(職員の皆さんが)偉くなったらレイソルをいっぱい使ってください(笑)」とお願いして終了しました。
続く質疑応答の時間には「北嶋選手の夢を教えてください」「子育てのモットーは?」などキタジもおもわず「おっ」となる質問も。キタジもあなたの夢は?と返すと「私の夢は・・・」と即座に語れる女性職員の方に刺激を受けていたようでした。中には「サインをください」という人もいましたが(笑)、最後は拍手で見送られて会場を後にしたのでした。
さて、7月25日(日)の千葉ダービー、おかげさまで全てのチケットが完売となりました。皆様、ご購入ありがとうございました!チケットが買えなかったという方、この試合はスカパー!だけでなく、チバテレでも放映されます。さらにスカパー!ではこのダービーを盛り上げようと今回だけの企画も進行中。まだここではお知らせ出来ませんが、お楽しみに!ぜひ、この機会にご加入をご検討ください!
最後にまたまた素敵な贈り物が届きました。先日のとうもろこしに引き続き、5月のアウェー・ヴァンフォーレ甲府戦で、マッチデータウンの市川三郷町 久保眞一町長様より贈呈されました桃が、昨日クラブハウスに届きました。厚く御礼申し上げます。昼食に提供したのですが、選手たちが群がりあっという間になくなってしまいました。柏レイソル選手会よりも「美味しかったです!」との御礼の言葉を預かりました。ごちそうさまでした!
今夜は七夕、あいにくの空模様ですがみなさんも素敵な願い事を!