2015年7月 4日

TM仙台大学戦

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担当:大重正人

先週6月27日にJ1-1stステージが終わり、2週間のインターバル。来週11日の2ndステージに向け、レイソルは今週トレーニングを行い、今日は仙台大学とトレーニングマッチに臨みました。前半は、この今季前半戦で多くの試合に出場してきた選手たちが先発。大学生相手ではありましたが、ボールをつなぎ、敵陣に相手を押し込む時間が長く続きました。輪湖、キムチャンスの両サイドバックも深く攻め入ります。

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ガンバ戦で待望の復帰を果たした近藤直也選手が、CKのチャンスからヘディングで2ゴールを決める活躍。その前に1本惜しいヘディングを決められなかっただけに、その直後にしっかり捕え、しかも2本も決めるというのは、さすがの仕事ぶり。復調の気配を見せてくれました。後半は多くの選手が入れ替わり、1点を返されましたが、太田選手が1点を取り返し、90分で3-1の勝利となりました。

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この前半戦の反省をどう改善していくか。その一つ、コミュニケーションや声出しについては、自然とできなければいけないところではありますが、鈴木選手や菅野選手の声が反対側のゴールサイドにいても聞こえてくるほど。「しゃべれ、しゃべれ!」という掛け声もありましたし、チーム全体としてという声を出し合おうという意識が強く変わったと感じました。前半途中には吉田監督からも、もっとテンポを上げろと相当に強い檄も飛び、チームとして全体的に強い要求や高いテンションで戦う姿勢が見られました。

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今週、アルディージャからレイソルへと移籍してきた今井智基選手も、さっそく後半から出場。右サイドバックとして45分間プレーしました。「ミーティングで言われたことを忠実にやろうと思っていました。裏へ出るタイミング、守備のポジショニングなど、基本的なところはしっかりできたと思います」。今日で合流3日目、レイソルのサッカーの中で周りとの連携に注意しながら、まずは守備を大事にしてプレーしているように見えましたが、時間が経てば持ち味である攻撃参加も見せ、得点のにおいを感じさせるクロスも何本か放ちましたが「得点にはつながらなかったので、まだですね」。持ち前の明るさでチームへの溶け込みは早そうですから、これからますまず自分を出して、レイソルに新しい風を吹かせてくれそうです。