U-18から
担当:大重正人
もう少し梅雨が続きそうな7月中旬。ジメジメとした日立台のトレーニンググラウンド。ライターの鈴木潤さんが虫よけスプレーを足に振りかけていると、練習上がりのモンチャンがにやにやと近づいてきます。「ムシ、イッパイ!」。夕陽に照らされる選手たちの顔は逆光と日焼けがあいまって、本当に真黒。本格的な夏はもうすぐそこまで来ています。
今日はレイソルU-18出身選手のニュースが飛び込んできました。まずはベルマーレに期限付き移籍中の武富孝介選手が昨日入籍したそうです。工藤選手には「高校時代のチームメイトのグループにはLINEで連絡をくれましたよ。あいつの結婚はもう少し先かと思ってましたけどね笑」。そしてU-18から海外挑戦していた指宿洋史選手がアルビレックスに加入します。リーグ最終戦の12月6日、アウェイで「同級生FW対決」が実現するかもしれません。それぞれがそれぞれの新しい道で立場を変え、突き進んでいます。
その工藤選手が、来るリーグ再開に向けて意気込みを語りました。「仙台は天皇杯で負けたあとで、いつも以上に必死になってくると思う。仙台とは0-0とか1点差とか、いつも堅い試合になる。自分たちは新しいシステムに挑戦しているけど、そういう堅い相手をどう崩していくか。それを確かめるにはすごくいい相手だと思います。いろんなシステムを使っているけど、臨機応変な監督の戦術に応えられるよう、どれも高めていきたい」。
7月から8月にかけて、昨年のような連戦が始まります。7/19仙台、7/23広島、7/27清水、8/2川崎、8/6スルガ銀行チャンピオンシップ、8/9横浜FM、8/16神戸、8/20天皇杯(千葉戦、19時開始日立台開催が今日発表されました)、8/23名古屋。さらに9月上旬にはナビスコ準々決勝も入り、ミッドウィークにゲームがあるタフな期間が続きます。まずはそこへ向けてベガルタ戦でいいスタートを切りたいところです!