2014年11月30日

U-18プレミアEAST優勝!

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担当:大重正人

昨日のエスパルス戦は、試合内容もさることながら、いきなり太陽の光が差し込んだり、白い靄がピッチを覆ったり、そしてサポーター皆さんによる応援、そして柏熱地帯のマスゲーム。ネルシーニョ監督にとっての日立台ラストマッチは、本当に感動的で、印象深い、レイソルの歴史に残り一日になりました。

そんな日立台のスタジアムや、トップチームをめざしてきたU-18チームの選手。彼らにとっても、アカデミーの選手としてスタジアムで戦うラストマッチが行われました。U-18プレミアリーグ。残り2試合で首位に立っているレイソル、2位の清水ユースに勝ち点6差をつけて迎えた今日の試合。引き分け以上で自力優勝が決められる、そして憧れのスタジアムでそれを決められるチャンスを自分たちの長年の努力でつかみとりました。

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「ボールを大事にして、相手に脅威を与えながら、主導権を握るサッカー」。今日もレイソルU-18らしいサッカーが展開されました。しかし相手の青森山田高も負けられない一戦。プレミア残留のために、1点でも多く勝ち点を持ち帰ろうという闘志、戦術で拮抗したゲームが続きました。特にレイソルは「サイドで数的有利や2対2の状況を作って崩していく(下平監督)」スタイルのなか、サイドバックも敵陣まで攻め込みますが、相手のサイドハーフは自陣深くまで戻ってマークを離しません。6バックのような形にも見えました。

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「自分たちが前がかりになり、相手のディフェンスが揃ってしまっていた。自分たちはパスをつなぎ、ボールを大事にする。ただそこでスペースがどこにあるか理解するというところが今日は少し足らなかった。引いた相手をわざと前に出させたり、そういう駆け引きも必要だった」。勝ちたいという気持ちが少し強すぎたのか、引いた相手を崩しきれないままタイムアップ。実は、試合前に行われた2位清水ユース×市立船橋戦で、清水が0-3と敗れ「決まってほしくなかったという気持ちもありました。勝たなければという緊張感のなかで試合をしたかったね」と優勝決定直後の、むずかしい試合でもありました。

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今日は引き分けに終わりましたが、プレミア昇格即優勝という結果が色あせることはまったくありません。中山雄太キャプテンは「自分たちの目標だった大会で優勝できて、嬉しいです」と晴れやかな表情でした。しかしすぐに「でもチャンピオンシップ優勝が目標ですから」ときっぱり。会津雄生選手も「目標は日本一です!」と満足よりも、次なる大舞台へ気持ちは向かっています。

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西日本リーグの「WEST」では、ヴィッセル、ガンバ、セレッソ、グランパスの4チームが優勝の可能性を残す大激戦。どの相手が来ても、チャンピオンシップにふさわしい強敵が進出してきます。12月14日(日)、トップチームが2011年にJ1優勝を果たした、埼玉スタジアムがファイナルの舞台。13時キックオフです。すでにチケットが発売されていますので、悲願のビッグタイトル獲得へ、埼スタへぜひお集まりください。
http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18/2014/championship/ticket.html

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トップチームは、12月6日の新潟戦でのリーグ4位=ACL出場の可能性を死守する戦いが続きます。今日は軽めのトレーニング、多くのサポーター皆様がファンサービスやふれあいを求めてお越しくださいました。新潟戦翌日12月7日がチームの最終活動日の予定ですが、大変に多くの方が来場された場合、非常に心苦しいのですがファンサービスのご対応ができない可能性もございます。日々皆様、当然お忙しいことと思いますが、もしできましたら、平日のトレーニング日にお越しいただけますと比較的ゆったりと写真撮影などできますので、ご検討くださいますようお願い申し上げます。