2013年2月17日

Wダービー

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

ちばぎんカップ、プレシーズンマッチでありながら「千葉ダービー」の名にふさわしい、11000人を超えるご来場をいただいて、誠にありがとうございました。結果は、0-3の完敗。始動からの日数、トレーニングマッチを重ね、ジェフの方がいいコンディションで臨んでいたのは間違いありませんし、試合の内容からみても、印象と結果に大きな差異のない試合だったと思います。ジェフの方がより拍手を受けるプレーをしていました。

レイソルは、今季3バックにチャレンジしてきました。指宿でのレッズ戦、そして今日のジェフ戦。どのシステムにも長所と短所がありますが、やはり今日のジェフのような4-2-3-1の布陣に対して、3-5-2システムではサイドのケアが一番難しいところです。選手たちもそれをわかっているでしょうし、改めて今日のメンバーで戦ってみての感触がいろいろ得られたことと思います。

前半早々の攻撃、すばらしかったです。カウンターのチャンス、クレオ選手が中央で受けると、そのまま左足で正確なパス。右サイドのスペースへ飛び出した工藤選手がドリブルでキープ。そこへタイミング良く猛然とオーバーラップしたキムチャンス選手へスルーパス。この折り返しにクレオ選手が合わせてのダイレクトシュート!惜しくもGKにストップされましたが、これまでのカウンターがレアンドロ選手の高速ドリブル中心だっただけに、個々の高い能力が連動した新しい攻撃に、本当に胸躍りました。

130217_cleo.jpg

前半の3バックを務めた、鈴木、近藤、増嶋の3選手はそろって「悪くなかった」と手応えを口にしました。J有数の3人が中央でトリオを組むのですから「守りやすい」という言葉にもうなづけます。サイドの守備に関しては、ウイングバックとボランチ、そして両サイドのCB(今日ならマス&ダイスケ)とコミュニケーションを深めることで、十分改善できると。

130217_suzuki.jpg

後半から4バックに変更したネルシーニョ監督も「今季初めての90分ゲームであり、このゲームでシステムを2つ試したかったという意図があった」と会見で話しました。今日はその眼でピッチ全体を見渡し、いろいろな発見があったことでしょう。ゼロックススーパーカップに向けての課題と収穫を、来週からのトレーニングに活かしていきます。選手たちは明日もオフではありません。試合メンバーは午後からのリカバー、その他選手は午前午後の2部練習です。(次の練習公開は火曜日です)

130217_nel.jpg

残念ながら、トップチームは破れてしまいましたが、その分はレイソルU-18が取り返してくれました。千葉県クラブユース新人戦で、ジェフを1-0で撃破。前半終了間際に2年生MFの会津雄生選手がゴールを決め、ちばぎんカップでは流れなかった「ヤマトのゴールテーマ」も日立台に鳴り響きました。13時から2試合続けて応援いただいたサポーターの皆さんの溜飲も少しはさがったでしょうか。寒くなった夕方まで応援をいただき、本当にありがとうございました。ネルシーニョレイソルはもちろん、下平レイソルへの変わらぬ御声援も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

最後にお知らせです。先日まで受け付けておりました年間シートにお申込みをいただきましてありがとうございました。そのなかでまだお支払いなど手続きが完了されていない方が多数いらっしゃいます。3月3日のJ1開幕戦当日までにICカードチケットをお送りできない心配もございますので、お手続きをお忘れなくご注意ください。