韓国キャンプ10日目
担当:大重正人
キャンプは今日を入れて、残り4日とラストスパートに入りました。昨日のトレーニングマッチ明け。90分フル出場の狩野選手と高山選手は軽めのリカバリーとなりましたが、その他選手たちはフィジカル→4対4→8対8と2時間近いフルメニュー。試合翌日とは思えない、切り替えの早さや球際のぶつかりが繰り返され、選手たちのコンディションベースが高まっていることを感じさせます。
昨日の試合を振り返った工藤選手は「パワーで押してくる相手に対して、下でつないで取ることができた。2点目3点目と畳みかけられたらよかったけど、1点目は相手をしっかり崩してゴールが取れたのは収穫です。守備はチーム全体でやり方を整理できているし、ブロックを作り、誰がアタックして誰がカバーするのかスムーズにてきていた。DFラインも高く、2ラインを作っていい守備ができた」と一定の手応えを感じている様子でした。明日は試合前日のトレーニングをこなし、明後日のキャンプ総仕上げの練習試合をおこないます。
今日の練習後、もうひとつの戦いが行われました。昌原スポーツセンターのスタッフさんが集めたメンバーとレイソルスタッフの対抗戦。4年ぶりのリターンマッチとなりました。前回は4-3でレイソルチームが勝利しましたが、今回の結果はいかに。。。30分ハーフの12人制の変則マッチです。
前半はレイソルが先行。ピメンテウコーチが無人のゴールへ流し込み、井原コーチのクロスを公文通訳がヘディング、3点目は李昌源通訳の単独カウンターが決まるも、1点を取ってはすぐに取り返される展開で、前半終了間際に逆転を許して3-4に。後半は相手のメンバーが強化され、大きく速く若い選手たちに押し込まれて連続失点。3-7で4年前からの連勝はなりませんでした。ただ言葉は通じなくても、ボール一つを通して、こうやって交流できることがサッカーやスポーツの一番の素晴らしさ。ワールドカップでも今日のような草サッカーも同じはずです。
今日もスタンドには夕食を終えた選手たちが詰めかけました。応援なのか、ガヤなのか笑。でも写真を見てお分かりの通り、弾ける声と大きな笑いで、日が沈んで暗がりのスタジアムを明るくさせるように、常に大盛り上がりでした。疲労のピークにある選手たちも、心機一転、はれやかなリフレッシュになりました。
最後にお知らせです。6月27日(金)に柏レイソルホームページ、モバイルレイソルのサーバ移設作業を実施いたします。アクセス自体は通常通り行える予定ですが、お客様がサイト接続する際に、新サーバへのアクセスができるようになるまで、個々の環境において数日間かかる場合があります。あらかじめご容赦ください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012575.html