2011年4月15日

鹿児島・指宿キャンプ12日目

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担当:大重正人

残り2日。ここまで晴天に恵まれていた指宿キャンプですが、今日は朝から猛烈な雨に見舞われました。しかしトレーニングが休みになることもなく、午前中はロアッソ戦先発メンバーを中心にフィジカルトレーニングでした。1000メートル×4本では、走っていて目を開けていられないほど。その雨の間を切り裂くように、黙々と走り続ける選手たちでした。

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あまりの雨に試合の決行がむずかしいかと思われましたが、天候の回復を信じて、午後3時前には両チームの選手がピッチに集まりました。ウォームアップからキックオフ後も、強い雨が降り続いていましたが、難しいコンディションをまったく感じさせないゴールラッシュとなりました。

レイソルには、レアンドロ、ワグネルとすばらしいプレイスキッカーがいますが、そのブラジルコンビに負けていないのが、水野晃樹選手でした。コーナーキックのチャンスで、前半9分は村上選手のヘディング、32分には林選手のヘディングをアシスト。34分にもコーナーキックの流れから、最後は澤選手がエリア外から放った、地を這う強烈なミドルシュートが突き刺さり、3得点に絡む活躍を見せました。

4点目を決めたのは、山崎選手でした。この日はボランチとして持ち前のパスワークや展開力、攻守にわたってチームメイトをサポートし続けた働きに、大きなチャンスが巡ってきたのは42分。ゴール正面、ペナルティエリア外でしたが、右足アウトにかけたミドルシュートが、美しいカーブを描きながら見事にゴールイン。テントの下で応援していたチームメイトからもこの日一番の歓声が上がりました。

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「ヤマは同部屋だし、今日のゴールはすっごくうれしいですよ」と称えたのは、安英学選手です。これまではチーム事情もあってセンターバックとして出場することが多かったですが、この日はボランチで山崎選手とコンビを組みました。「やっぱりセンターバックより、ボランチの方がボールに触る機会が増えるし、守備だけでなく攻撃にも出ていけるから楽しかったですよ」。CBとともにビルドアップに加わり、前線へのフィードからもチャンスメイク。また相手ゴールキックに競り合うシーンも多く、ほとんどの場面で競り勝っていました。レイソルの他のボランチ選手とは違う「高さ」という長所を遺憾なく発揮し、来週のリーグ再開から改めてチームの戦力となってくれるでしょう!

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そのJ1リーグの日程について、3?4月に中止となった5試合が7月に開催されることが決定しました。
http://blog.reysol.co.jp/news/2011/011933.html
またレイソルホームゲームのチケットの取扱、払戻方法についても、本日リリースしましたので、お手数をおかけしますが、皆様個々におかれましてご対応ください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2011/011932.html

13日間の指宿キャンプは、ついに明日で打ち上げです。午前練習を終えた後、午後一番で帰柏の途につきます。