新潟キャンプ1日目
担当:大重正人
ナビスコカップの激闘から、3日+1日のオフが明けた今日6月13日。今年の夏季キャンプが、新潟県十日町市でスタートしました。代表参加で遅めの休暇中の李選手(日曜合流予定)と、大学での試合に参加する渡部選手(月曜同)を除く28選手が参加しています。
このキャンプがスタートする前、選手たちを集めた石崎監督の言葉。
「このキャンプの目的は、ケガしていた選手が戻ってきてコンビネーションを深めることと、もう一度フィジカルを上げていくこと。中断明けの浦和戦まではもう2週間しかない。ケガだけは絶対しないように。でも自分に甘えてはいけない」
時間が前後しますが、夕食後のミーティングでは、平川テクニカルスタッフが第13節までの戦いを、攻守のスタッツデータを交えながら、チームの長所と短所をわかりやすい数字で説明。シュート数は前年の同じ時期に比べて、50本も増えています。昨年よりレベルアップしたところもあれば、逆に昨季リーグ1位だったシュート成功率は中位に下がっています。
またレイソルの特徴は、やはり前半型。前半の得点が多く、後半の失点が多い。そのためには、スタミナ、パワー、スピードのフィジカル要素をより高め、90分通して能動的な石崎サッカーをやり抜く力をつけなれければいけない。短い8日間のキャンプをより濃密なものにするために、身体と頭を使って、チームを挙げて強化に取り組んで行きます。
それにしても、このピッチ。
2002年の日韓ワールドカップに出場したクロアチアチームがキャンプを張ったことで命名された「クロアチアピッチ」。日本一の呼び声高い緑のじゅうたんは、レッドカーペットならぬグリーンカーペットです。芝生は少し長めに保たれ、クッションのきいた土壌。ピッチを管理されている方たちの、日々弛まぬ努力の結晶を使わせていただける幸せ。4時間のバス移動、さらにオフ明けでコンディションを作っていく過程で苦しいはずの選手たちですが、表情は総じて笑顔が目立ちました。
3?4人でグループを作ってのランニングは、徐々にペースを上げていきます。その後は、頭、もも、甲などを使ってのリフティング競争。ボール回しを経て、最後は9対9の3チーム対抗戦で初日のメニューを終えました。明日からは午前午後の2部練習で本格化です。
そこでお知らせです。14日、16日、18日の午前練習は9時スタートに変更となりました。またクロアチアピッチで1時間弱フィジカルトレのあと、バスでジムに移動してのウェイトトレーニングとなりますので、ご見学予定の方はご注意ください。急なお知らせとなり、申し訳ございませんでした。それでは初日のレポートはこのあたりで。。。