新潟キャンプ2日目
担当:大重正人
新潟キャンプ2日目です。今日は予定が変更となり、9時前にはみんなでバスに分乗して、総合体育館へ移動。まずはこちらでウェイトトレーニングに臨みました。フィジカル強化が本キャンプの目的のひとつ。フィジカルと言えば、90分間走り切るスタミナも大切ですが、球際でボールを奪えるかどうかのスピード&パワーも欠かせません。ガンバやレッズとの戦いでは、そういった個々のフィジカルの強さで負けることがありました。すぐに効果が表れるわけではなく、地道に積み重ねていくこと。継続は力なりです。そして筋トレと言えば……この人!
今日は練習見学に2歳上のお兄さんが来られていました。兄弟そろっての端正なマスク、そして負けずとも劣らない美白。練習後にはしばし近況を話しこんでいる様子で、ひさびさの再会を楽しんでいました!
筋トレを終えた選手たちは、再びバスに乗って、クロアチアピッチへ。ペースごとに3グループに分かれてのランニング、1000m×6本です。石川選手は乳酸値測定。そしてGK陣はゴムロープを飛び越えながらのセーブ練習5セット。333mの周回コースを2面もとり、さらにGKトレーニングまでできてしまう広大で美しいピッチの恩恵を存分に受けています。1000m組は終わりが見えた6セット目、「さあ行こう!」「ペース上げよう!」と掛け声が上がるほど。活気が満ちあふれる午前中でした。
そして、午後はピッチでのボールトレーニング。コーン通しの対抗戦、最後はゴールをつけてGK付きのリーグ戦でした。この日、頑張りを見せたのは黄色チーム。永井キャプテンに、鈴木、阿部、柳澤、大島、大津、酒井の7選手に、松原コーチの8名。最初のコーン通しゲームでは、ゴールが広いこともありますが、北嶋キャプテンの赤チームに0-10で敗れてしまい、この先どうなるの??と少々心配に。。。
ところがゲームが進むにつれて、コンビネーションもよくなり、思い切りの良いプレーが出てきます。技術や経験では他のチームに劣りながらも、ここは若さと体力で対抗。最後は、ブラジルトリオに主力守備陣が加わった青チームを打ち負かすほどの健闘!今日は2部どころか「3部」練習で、2日目にしてかなりのハードメニューのなか、質量ともに濃いトレーニングができたのではないでしょうか。若手選手にとっては、頑張った分だけみつみる力が伸びていく時期。一日一日を大切に、年長選手にも遠慮することなく、どんどん挑戦してほしい。将来のレイソルを背負っていけるように。